【速報】東京電力・2023年6月から29.3%の値上げ申請が提出されました

規制電気料金の値上げ申請が東京電力から提出されました

2023年1月23日ついに東京電力から燃料費調整単価上限のある従量電灯Bの値上げ申請が資源エネルギー庁に提出されました。

全国の3割以上のシェアを占める巨大企業の値上げですので、この影響を受ける個人・法人はとても多いです。

東京電力の値上げ資料

資源エネルギー庁のサイトに東京電力が作成した資料が掲載されています。色々値上げの背景が記載されていますが、一番知りたいのは価格です。

規制料金の従量電灯B・自由化料金のスタンダードSともに同じ料金単価です。契約者間の公平性という考えがあるのか、今まであった規制料金の従量電灯に逃げ込む道に蓋がされてしまいました。



東京電力で試算をしてみる(従量電灯B)

2022年11月の電気使用量は533kwhでした。今はアクアエナジー100に変えていますので変更前の従量電灯Bで確認してみます。

  1. 基本料金は変更が無いようなので1,144円
  2. 120kwhは9.83円あがっていますので、34.84×120=4,181円
  3. 121-300kwhは9.83円あがっていますので、41.44×180=7,459円
  4. 301kwh以上は9.83円あがっていますので、45.53×233=10,608円
  5. 燃料調整単価は1.13円で試算→1.13円×533kwh円で、602円
  6. 再生エネルギー賦課金は同額の3.45円で1,838円を見込む

ざっくり試算すると、19,991円が25,832円に値上げです。値上げ前と比べると129.2%高すぎる。

燃料調整単価は見た目安くなりますが、そもそも値上げ

今回の値上げに至った原因は燃料調整単価が上昇しているにも関わらず、規制料金のため料金に転嫁できず、電力会社がその負担に耐えられなくなったという事です。

2023年1月の単価を見ると自由料金では、12.99円にも関わらず、従量電灯Bは5.13円です。差分の7.86円を東京電力が負担しています。これはきついですし、現実規制料金の部門も赤字に転落しています。

燃料費調整単価は市場価格の影響を受けますが、計算の際に使用する基準燃料価格が大きく上昇しています。今までの44,200円から94,200円と倍以上です。

なので、2023年2月の平均燃料価格100,400円で計算をしてみます。計算をしてみると、燃料費調整単価は基準価格を上げたので、見た目安価になっていますが、従量分に吸収されているだけです。

こうなってくると燃料費調整単価を計上しないアクアエナジー100がどうなるか、気になりますので、引き続き資料を読み込んでみます。

  1. 100,400円(平均燃料価格)-94,200円(基準燃料価格)=6,200円
  2. 6,200円×基準単価0.183kwh=1,134.6円kwh
  3. 1,134.6円kwh÷1,000=1.13円

【2023年2月・燃料費調整単価計算資料】

動画で解説