電気・ガス価格激変緩和対策でいくら割引か試算→電気ガス合計で40,923円見込

電気・ガス価格激変緩和対策の割引が助かります

2022年は電気・ガスの値段が高騰し辛い状況が続いていますが、ついに政府の支援が決定しました。もう少し早くやってほしいですが、決定してよかった。この割引施策で支払うべきだったお金は省エネカーテン(遮熱カーテン)を買って、電気・ガスを抑える事につなげます。

この支援策は、電気会社・都市ガス会社が勝手に値引いてくれるので申請の手間もなく楽ちんです。期間は2023年1月から9月まです。電気・ガスは翌月に検針をして前月分を請求する仕組みなので、実際は2023年2月から10月検針分が対象になります。暖房・冷房を多く使う期間もカバーされています。

電気が1kwh当たり7円・都市ガスは1㎥当たり30円の値引きなります。どれぐらい値引きされるのか早速試算してみます。最終月はなぜか割引額が半額です。


電気の値引き額→9か月合計で28,158円

計算方法は簡単です。利用量に7円を掛け算するだけです。昨年の電気利用量を確認してみました。

  1. 2022年2月検針分・562kwh×7円=3,934円
  2. 2022年3月検針分・531kwh×7円=3,717円
  3. 2022年4月検針分・436kwh×7円=3,052円
  4. 2022年5月検針分・352kwh×7円=2,464円
  5. 2022年6月検針分・342kwh×7円=2,394円
  6. 2022年7月検針分・427kwh×7円=2,989円
  7. 2022年8月検針分・567kwh×7円=3,969円
  8. 2022年9月検針分・588kwh×7円=4,116円
  9. 2022年10月検針分・435kwh×3.5円=1,523円

9か月間で電気料金割引額が28,158円でした。とても助かります。国のモデルケースでは400kwh利用としていますが、夏場・冬場はそれを超えている人も多いと考えます。2022年の年間電気代が207,171円なので割引率は13.6%になります。



ガスの値引き額→9か月合計で12,765円

電気代の高騰に気持ちがいきますが、ガス代も高騰しています。2021年の年間使用量は年間で614㎥で79,537円でした。2022年はの年間使用量は年間で646㎥で104,128円です。同じ使用量で計算すると前年比で124%の高騰です。使用量は違いますが、ガス代で前年から24,591円も負担が増えていました。

  1. 2022年2月検針分・60㎥×30円=1,800円
  2. 2022年3月検針分・77㎥×30円=2,310円
  3. 2022年4月検針分・65㎥×30円=1,950円
  4. 2022年5月検針分・62㎥×30円=1,860円
  5. 2022年6月検針分・51㎥×30円=1,530円
  6. 2022年7月検針分・29㎥×30円=870円
  7. 2022年8月検針分・30㎥×30円=900円
  8. 2022年9月検針分・34㎥×30円=1,020円
  9. 2022年10月検針分・35㎥×15円=525円

9か月間でガス料金割引額が12,765円でした。電気代より割引額は低いです。ただ年間のガス料金は104,128円ですので、割引率は12%で電気とあまり変わりません。

浮いたお金で節電商品を購入

電気・ガスの割引で40,000円を超えます。とても助かりますが、そもそもの電気ガスが高騰していますので、その対策商品を購入します。

  1. 隙間テープ(木製ドアの隙間風を防止。100円×5個で500円)
  2. 2重窓の為の材料(プラスチックダンボールとレールで3,000円)
  3. スマートタップ(待機電力をカットする為のタイマー付き。3,000円)

熱は窓から半分以上逃げていきます。窓から熱を逃げていくのを防止する事で、暖気維持ができますので、エアコンの節電につながります。部屋が寒くなるとエアコンは常に全力で動いてしまいます。(日本建材・住宅設備産業協会のイラストより)

動画で解説