ドコモでんきが満を持して登場→2022年11月8日新規受付停止

この数年光熱費が高騰しています

コロナ禍で在宅時間が増加したこともあり、この2年光熱費の負担が増しています。昼は在宅業務でエアコンをつけて、夜もつけっぱなしでは光熱費はあがります。在宅勤務手当として月の定額・在宅日に応じて支給する企業もありますが、エッセンシャルワーカーとして在宅が出来ない人も多くいます。

コロナ禍という理由以外にそもそも光熱費の単価が上がっているのが大きな要因です。冬は灯油が欠かせませんが、18リットルで2,000円もします。昨年は1,500円ぐらいで変えました。月に灯油18リットル1缶だけでは過ごせません。月に3-4缶(今はプラスチックが多いけど)使うと思います。

【引用】日本エネルギー経済研究所より

 電気代は見直しが出来ます

冬の光熱費が上がる要因は暖房です。エアコンでも暖は取れますが、朝一寒い部屋を暖めるのはファンヒーターが一番です。エアコン・床暖房最ではなかなか暖かくなりません。ただ悲しい事に灯油代は自分でコントロール出来ません。世界市場の影響を受けますので個人ではどうししようもない

一方で電気代は、各地域の電力会社からしか買えなかったのが、2016年4月1日に全面自由化となり2022年1月時点で全国で700社以上が、小売りを提供しています。消費者は一番安価な電気小売り会社を選択できるようになりました。

電気は地域電力会社の送電網を通じて提供されますので、公益インフラとして品質はどの会社も担保されていますので、安心して電力会社を変えられます。電気代は高い。見直しして安価にするのがベストです。

ドコモが遂に電気自由化市場に参入します

自由化から5年経過しやっと巨艦ドコモが電気市場に参入します。既に700社以上が参入しますので後発者優位を活かしてシンプルな料金体系で参入しています。

  1. 料金体系は既存の地域電力会社と同じ
  2. 電気使用力別試算をなくし、単にポイント還元を訴求

電力自由化の時に悩むのが、電気料金は段階料金を採用していることです。沢山使うと高くなります。マクロ経済的に考えれば、高価にすることで使用を抑制に環境保護につなげるという方針と思われますが、ミクロ経済の小さな人間ですので、微妙な気持ちです。

ドコモでんきに切り替えの損益分岐点について

プランは2つ提供されています。シンプルでわかりやすいです。

ドコモでんきGreen

  1. 基本料金は、既存の地域電力に+500円
  2. 利用料金は地域電力会社と同じ
  3. Dカードゴールドは10%還元・ギガホ&ギガライト&Ahamoは5%還元・他は3%還元

ドコモでんきBasic

  1. 基本料金・利用料金は地域電力会社と同じ
  2. ギガホ&ギガライト&Ahamoは3%還元・他は2%還元

地域電力会社を利用している人であれば、単純にポイント分お得という理解です。わかりやすい。ポイントは基本料金と電気料金が対象です。税込みで18,605円支払っていますが、対象は16,717円です。こういうとこはDカードゴールドのポイント還元訴求と似ています。残念。

燃料費調整額・再生エネルギー発電賦課金はポイント還元対象外です。

ドコモ回線保持者として試算すると、Basicで3%還元されます。単純にポイントがつくのでBasicに切り替えるメリットがあります。東京電力には電力プランに「生活かけつけサービス」を提供しています。月330円なので、年間で3,960円相当の付帯サービスを受けています。電気設備・水まわり・カギ・窓ガラスの応急処置が90分・部品代20,000円までと高いサービスレベルですが、全くお世話になったことがありませんので不要です。

ポイントは最大10%還元のドコモでんきGreenを申し込むか否かです。月500円負担が増えますので年間で6,000円の負担です。Greenで5%還元されますので差分は2%です。6,000円を差分の2%で割り戻すと300,000円です。年間30万円以上電気を利用しないと差分の6,000円は回収できません。環境の為、行動を出来る人向けです。

Dカードゴールド保持者なら10%還元されますので、差分は7%です。7%で割り戻すと年間で86,000円以上なら差分の6,000円は回収出来ます。クレジットカード年会費の11,000円も回収するなら、年間243,000円の電気利用が必要です。ドコモ回線保持者なら携帯利用料に対しても10%還元されますので、達成は可能と思われますが、自分はクレジットカード年会費を勿体ない経費と考えるタイプなので、ドコモでんきBasicにします。

念のためDカードゴールドを解約して問題ないかを確認

種類 GOLDカード 普通カード 楽天モバイル
Dカード年会費 ¥-11,000 ¥0
通信費還元分 ¥2,400 ¥0
Dカード支払割引 ¥6,120 ¥6,120
電気グリーン還元 ¥12,000
電気グリーン負担金 ¥-6,000
電気BASIC ¥0 ¥3,600
年間特典 ¥10,000 ¥10,000
ギガホ利用の差分
or楽天WIFI費用
¥-31,680 ¥-31,680 ¥-39,336
ギガホテザリング
還元分
¥4,800 ¥0 ¥0
合計 ¥-13,360 ¥-11,960 ¥-39,336

節約家ですので、常に最適のポイント還元を求めています。年間12万円分の電気代還元対象利用がある・ギガホプレミアム(60G使用4,818円)を上限まで使用で試算しました。Dカードゴールド特典の年間10,000円還元は他のカードでも同様のサービスがあるので試算対象外にしました。

Dカードゴールドの年会費11,000円を払って、ドコモでんきの10%還元・通信費の10%還元(現状の利用額月2,000円との差分)を計算してみると、どちらも差が大きくありません。楽天WIFIの1年使用無料期間が終わりギガホプレミアになりますので、その負担分が増えますが、Dカードは普通カードで充分そうです。

事前予約&申し込みでもれなく5,000ポイント貰えます

2022年1月12日(水)10:00~2022年2月28日(月)23:59までに事前エントリーに申し込んで、2022年3月1日(火)~

2022年4月30日(土)にドコモでんきに申し込むだけで、Dポイント5,000Pが貰えます。すごいキャンペーンが行われています。ドコモでんきを検討されている人であれば、エントリーはマストです。

入会キャンペーンは随時実施中・もれなく2,000ポイント貰えます

事前申し込みを忘れても2,000ポイントはGETできます。4月末までに申し込めばもれなく2,000ポイントです。大盤振る舞いです。しかもエントリー不要。最近のキャンペーンは事前申し込みを忘れると適用外のものも多く、エントリー不要はいいですね。

サービス開始後も随時キャンペーンが行われています。2022年7月から9月末まで、ドコモユーザー限定ですが、2,000ポイントの還元キャンペーンを開催中です。

2022年3月ドコモでんき申込開始→WEB申込停止中→3月7日再開

3月になり申し込みが開始されましたので、5,000ポイント目的で申込をしようと思ったのですが、3月5日時点で申込が出来ません。ドコモショップに行けば申し込みが出来るようですが、そこまでして申込する強い気持ちはありません。エラーが解消されるのを待ちます。

3月7日14時から申し込みが開始しました。早速申し込みをしました。3月末まで申し込めば2か月後の5月末に5,000ポイントが付与される予定です。果報は寝て待てですので、付与されるのを待ちます。

ドコモでんきの申込をして2日後、マイドコモで契約状況を確認したら、既に契約中になっていました。申込再開までは長かったですが、申し込んだらすぐ変更になりました。早い。

ドコモでんきから5,000ポイント頂きましたので変更します

電気契約を申し込むだけで5,000円相当のポイント付与という夢のような話は現実です。4か月で1万円ぐらいしか使いませんので2か月分の電気料金に相当します。何気に年間累計が見れる機能が便利です。これは東京電力にはない機能です。

それにしても2022年の電気代は高騰しています。前年と同じような使用量でも請求金額は大幅にあがっています。5,000ポイントを頂けましたので、また新たな電力会社を探します。月々3%の還元はありますが、入会キャンペーンポイントで頂けるポイントは破格で、まずは一巡します。携帯乞食みたいです。

ドコモでんきが2022年11月8日から新規受付停止

巨艦ドコモのでんき参入は遅かったですが、停止は早い。2022年11月時点では地域電力各社が規制料金の値上げ申請の検討開始と消費者にはショックなニュースが続いていますが、ドコモも停止せざるを得ない状況という事なのだと考えます。

  1. ドコモでんき→2022年11月8日から新規受付停止中・燃料費調整単価は2022年12月から値上げ
  2. AUでんき→新契約受付中。2022年11月から燃料費調整単価の値上げ
  3. ソフトバンク電気→新契約受付中。2022年11月から燃料費調整単価の値上げ
  4. 楽天でんき→新契約受付中。2022年12月から市場連動型に変更

通信大手全社のでんきが燃料費調整の手当てをしていますが、楽天でんきが市場連動型に唯一移行しています。市場連動型は市場の高騰時に大幅に料金があがりますので、自分は選択しません。2022年9月の東京電力管内の調整単価は20.19円と規制料金単価5.13円の4倍です。500kwh利用の家庭であれば、7,530円も差分があります。

ドコモでんきからの脱出を考えていましたが、節電プロジェクトで2,000ポイントのサービスが開始されましたので、ポイント付与までドコモでんきを継続します。2022年5月から利用をはじめ2022年12月末の8か月で21,000円の電気代金の見込みです。一人暮らしはあまり電気を使いません。ポイント還元が合計で7,000ポイントありますので、だいぶ安価に電気が使えています。

ドコモでんきをYou Yubeで解説(2022年2月更新)