このタイミングでの勝負がすごい・Vポイントでんき
燃料費調整単価の上昇がとまりません。2023年1月の東京電力・自由化料金プランの燃料費調整単価は1kwhあたり12.99円。500kwhの利用で6,495円の燃料費負担です。きつすぎる。
燃料費の上昇は日本全国同じことなので、新電力も新規引き受けを停止するなど、燃料費の高騰から逃れる手段がありません。そんな迷い人に救いの手が現れました。
Vポイントでんきの登場です。新規加入キャンペーンで2022年12月15日 (木) ~ 2023年1月16日 (月)までに契約すれば5,000円相当のポイントがもらえます。
三井住友カード会員向けのでんきです
国内大手の三井住友VISAカードが提供する電気サービスです。毎月3%ポイント還元というシンプルな電気です。実際に電気を提供するのは、auエネルギー&ライフ株式会社ですのでauでんきとなります。
燃料費の高騰で多くの企業が新規契約を止める中で、新規に電力を立ち上げた三井住友VISAカードですが、最近Vポイントを押しているので、Vポイント経済圏とかを考えているのかもしれません。巨艦ドコモですら新規申し込みを停止しています。
クレジットカード大手の企業ですので、安心です。5,000ポイント狙いで早速検討を開始します。
ポイント還元(ドコモでんき3%還元→Vポイントでんきも3%還元)
単身赴任先の電気なので、一人暮らしです。なのであまり電気を使いません。2022年12月請求(2022年9月利用)が70kwhで2,489円です。
これに対してポイント還元は3%なので、毎月少ししか付きません。ポイントは基本料金もしくは最低料金と電力量料金しか対象としていませんので、3%還元だと月々60-80円相当ですので、どの会社でも大きな差はないというのが実態です。
なのでVポイントでんきが3%還元であれば、ドコモでんきと同じですので、入会キャンペーンで5,000円相当のポイント付与であればそれだけで加入動機になります。単身赴任の自分に取って5,000ポイントは2か月分の電気代に相当します。

申込前の注意点を確認(燃料費調整単価)
ポイントに惹かれ慌ててやると失敗します。申し込み前に注意点を確認しておきます。
一番気になる燃料費調整単価ですが、2022年11月よりauエネルギー&ライフ株式会社は上限廃止を行っています。
今は地域電力も規制料金プランですら上限を変更しようとしていますので、ここは受け入れざるを得ないと考えます。auエネルギー&ライフ株式会社で東京エリア燃料費調整単価を調べてみると、2022年12月で11.93円でした。東京電力の自由化料金プランの燃料費調整単価が11.92円ですので、ほぼ同額です。
ドコモでんきは2023年1月検針分燃料費調整額の見直しを実施し、東京電力管内であれば2022年12月の5.13円から、2023年1月は12.99円に値上げになります。Vポイントでんきの12月分とほぼ同額ですので、ドコモでんきから移行しても問題なさそうです。
どこの会社で電力小売り会社と契約しても燃料費調整単価上昇から逃れるのが難しくなっています。東京電力規制料金プラン従量電灯Bの燃料費調整単価5.13円が眩しいですね。
申込前の注意点を確認(Vポイント付与対象外カードの存在)
Vポイントが付与されなければ移行するメリットがありません。加入前にポイント付与対象外になっていないか確認をします。
今後追加される可能性もありますが、現状自分が保持しているソラシドカードは大丈夫そうです。三井住友カードは大手ですので、なんらかしらのカードを持っている可能性もありますので、手持ちのカードを確認してみましょう。
対象外カードは2022年12月時点で52種類あります。クレジットカードってたくさんありますね。Amazon・lineのカードは対象外です。
- Amazon Mastercard
 - BIGLOBEバーチャル
 - Booking.Comカード
 - dinos cecileカード
 - IDEX CLUB VISAカード
 - ing・fanVカード
 - JTB旅カード
 - KIPSカード
 - KOBE PiTaPa VISAカード
 - LuLuCaパレッタVISAカード
 - minapitaカード
 - MOBAGE CARD
 - NEW ACCORDIA GOLF VISAカード
 - nimoca三井住友VISAカード
 - One Harmony VISA
 - OSAKA PiTaPa カード
 - PEPPY VISAカード
 - Tカード プラス(SMBCモビット next)
 - Visa LINE Payクレジットカード
 - Visa LINE Payクレジットカード(P+)
 - アリタリアVISAカード
 - うすいVISAカード
 - エメラルドSTACIA VISAカード
 - クラブ・ジ・アトレVISAカード
 - クリスフライヤーVISAカード
 - コーピークレジットカード
 - スノーピークカード
 - ソフトバンクテレコムカード
 - タカラヅカレビューSTACIA VISAカード
 - タカラヅカレビューSTACIA VISAカードP
 - ツーリストKIPS
 - でんでんカード
 - ニコニコ三井住友VISAカード
 - はぴeVISAカード
 - ハワイアンエアラインズVISAカード
 - フライング・ブルーVISAカード
 - プレミアムバンダイVISAカード
 - ベトナムエアラインズカード
 - ペルソナSTACIA PiTaPa VISAカード
 - ベルメゾンメンバーズカード
 - マイクロソフトカード
 - マツダM’zPLUSカード
 - ヤマハミュージックメンバーズ プレミアム-VISAカード
 - ルートインホテルズPonta VISAカード
 - ロイヤルオーキッドプラスVISAカード
 - ワイズカードVISA
 - 阪急阪神第一ホテルスタシア
 - 三井住友AAdvantageカード
 - 出前館Tカード
 - 東京ドームグループTDポイントプラスカード
 - 年間スタジオ・パス・プラス
 - 名鉄ミューズカード
 
申込前の注意点を確認(移行不可契約)

オール電化住宅・マンション一括受電サービスを導入している集合住宅・季時別プラン・法人契約・一部プランをは申し込みが出来ませんが、いずれも自分は対象外なので大丈夫そうです。
Vポイントでんきのメリット(3%の付与)

電気代負担額全額に対して3%付与と明確にホームページに記載されています。これはメリットが大きいです。
ドコモでんきのポイント還元対象は、基本料金もしくは最低料金と電力量料金のみで、燃料調整費・再生可能エネルギー発電促進賦課金はポイント対象外です。ドコモはDカードゴールドもそうなのですが、一見ポイント不要が多いように見えてトラップがある時があります。
燃料費調整額や単価や再生可能エネルギー発電促進賦課金に対してポイント付与をするとは考えにくいですが、基本料金や電力量料金にポイントが付与される事は間違いありません。ドコモでんきと同じであれば移行のデメリットは無しと考えます。
総務省「家計調査(家計収支編)」で見ると3人家庭の電気代の平均は10,000円を超えていますので、税込み9,000円というのはいつのデータなのか、燃料費調整額や単価や再生可能エネルギー発電促進賦課金を含めているのか気になりますが、申込して試してみます。
さよならドコモ。Vポイントでんきに申し込みました

ドコモでんきがリリースされてからドコモ契約の身としてはタイムリーに申込をしてお世話になってきましたが、ドコモでんきにさよならします。ドコモは通信プラン5Gギガホプレミアでお世話になり続けます。
さっそくVポイントでんき申込サイトに訪問します。申込手順は簡単です。申込後1-2か月で使用が開始されます。果報は寝て待て。
- 氏名・住所・電話番号入力
 - 現在の電力会社・プランを入力
 - 供給地点番号・お客様番号・メールアドレスを入力
 - 申込をクリック
 
と申込作業自体は簡単ですが、悩んで立ち止まった箇所もありました。
ドコモでんきの正式名称はNTTアノードエナジー株式会社

現在の電力会社を選ぶ際にドコモでんきを探したのですが見当たらず、正式名称で表示されていました。通称名を鍵カッコで追記するなど工夫がほしい。
ドコモでんきのお客様番号の確認が手間

東京電力でであれば、請求書にお客様番号・供給地点番号の記載があるのですが、ドコモでんきの請求書はお客様番号の記載がありません。トラップです。ドコモのマイページから自分の契約を選択してお客様番号を確認する必要がありました。一緒に書いてほしい。
Vポイントでんき契約完了

単身赴任で独り身ですので何度もQuickにできます。Vポイントでんきもさささっと申込を完了しました。Vポイントが付与されたらマイルに交換して帰省する航空券に使おうかな。
