2022年秋・既に電気代は前年比130%(東京電力・スタンダードS)・値上げ前にプラン変更を推奨

2022年秋以降の電気値上げニュースの前に既に値上げすぎ

2022年秋・地域電力会社の規制料金(従量電灯)値上げ申請がニュースとなっていますが、2022年秋の時点で、自由化料金プランは既に前年比130%を超えており、自由化料金プラン契約者は耐え忍んでいます。忍耐には限界がありますので、2023年春の規制料金値上げを見越して最安の料金プランへの変更がマストです。

地域電力会社10社のうち5社が規制料金プランの値上げを2022年11月に申請済みです。

  1. 北海道電力・従量電灯燃料費調整単価2022年12月・3.66円→現状維持
  2. 東北電力・従量電灯燃料費調整単価2022年12月・3.47円→11月24日値上げ認可申請済み
  3. 東京電力・従量電灯燃料費調整単価2022年12月・5.13円→値上げ検討
  4. 中部電力・従量電灯燃料費調整単価2022年12月・5.36円→現状維持
  5. 北陸電力・従量電灯燃料費調整単価2022年12月・9.64円→11月30日値上げ認可申請済み
  6. 関西電力・従量電灯燃料費調整単価2022年12月・2.24円→現状維持
  7. 中国電力・従量電灯燃料費調整単価2022年12月・14.36円→11月25日値上げ認可申請済み
  8. 四国電力・従量電灯燃料費調整単価2022年12月・11.21円→11月28日値上げ認可申請済み
  9. 九州電力・従量電灯燃料費調整単価2022年12月・1.94円→値上げ検討
  10. 沖縄電力・従量電灯燃料費調整単価2022年12月・17.98円→11月28日値上げ認可申請済み

2022年の8月以降の燃料費調整額推移

東京電力の自由化料金プランの2022年12月燃料費調整単価は11.92円です。規制料金プランでは上限5.13円を超えた費用は、東京電力負担ですので、契約者負担はありません。

なので規制料金プランの値上げがあるまでは、従量電灯Bか燃料費調整単価という考え方が無い、アクアエナジー100がお勧めです。

2023年春の値上げが話題になっていますが、2022年9月分から自由化料金プランは規制料金プランの調整単価上限5.13円を超えていますので、2021年9月の請求と比べると大幅な負担をしているのが、現状です。

幸せな2021年9月請求の電気料金明細

2021年の夏の請求は幸せでした。(2021年8月利用分が9月の電気料金請求)燃料費調整単価は割引の1kwh当たりマイナス2.58円でした。燃料費調整単価で1,400円の値引きがありました。

500kwh利用で計算してみると、43kwh分の再生エネルギー賦課金が144円・43kwh分の燃料費調整単価割引分が111円・43kwh分電気代が1,315円なので、16,143円に再生エネルギー賦課金144円を引いて、燃料費調整単価を111円を足しと、電気代1,315円を引くと14,795円です。500kwhでざっくり15,000円でした。

エアコンをガンガン使う夏場で15,000円ぐらいなら我慢できる金額です。

高騰している2022年9月請求の電気料金明細

2022年の夏の請求は試練です。(2022年8月利用分が9月の電気料金請求)燃料費調整単価は自由化料金ですので6.50円まであがっています。燃料費調整単価で3,822円の負担です。

500kwh利用で計算してみると、88kwh分の再生エネルギー賦課金が303.6円・88kwh分の燃料費調整単価が572円・88kwh分電気代が2,960円なので、22,946円に再生エネルギー賦課金304円を引いて、燃料費調整単価を572円を引いて、電気代2,960円を引くと19,110円です。500kwhでざっくり19,000円でした。

500kwh使用で前年比129%です。金額で約4,000円。何も前年と変わっていないのに4,000円の負担増は耐えられません。

2023年1月から1kwh7円の補助・従量電灯の燃料費調整単価以上です

2023年1月から1kwhあたり7円の補助が開始されます。全国で10社ある電力会社の中で、北海道電力・東北電力・東京電力・中部電力・関西電力・九州電力の従量電灯であれば、燃料費調整単価全額が吸収されます。嬉しすぎます。

電気プランの変更は通常次回の検針日からになります。タイミングによっては1ヶ月近くかかります。なので、現在自由化料金プランの人はダッシュで従量電灯Bに変更をした方が、補助金のありがたみを実感できます。これは助かりますね。

2023年1月から適用なので、実際は1月利用の検針が行われる2月請求の電気代が割り引かれるイメージです。

  1. 北海道電力・従量電灯燃料費調整単価2022年12月・3.66円→現状維持
  2. 東北電力・従量電灯燃料費調整単価2022年12月・3.47円→11月24日値上げ認可申請済み
  3. 東京電力・従量電灯燃料費調整単価2022年12月・5.13円→値上げ検討
  4. 中部電力・従量電灯燃料費調整単価2022年12月・5.36円→現状維持
  5. 北陸電力・従量電灯燃料費調整単価2022年12月・9.64円→11月30日値上げ認可申請済み
  6. 関西電力・従量電灯燃料費調整単価2022年12月・2.24円→現状維持
  7. 中国電力・従量電灯燃料費調整単価2022年12月・14.36円→11月25日値上げ認可申請済み
  8. 四国電力・従量電灯燃料費調整単価2022年12月・11.21円→11月28日値上げ認可申請済み
  9. 九州電力・従量電灯燃料費調整単価2022年12月・1.94円→値上げ検討
  10. 沖縄電力・従量電灯燃料費調整単価2022年12月・17.98円→11月28日値上げ認可申請済み

燃料費調整単価が無いアクアエナジー100に切り替え

東京電力の発電所で水力発電で発電したものとみなした電気の使用なので、燃料費調整単価という考えがありません。高騰する燃料費調整の呪縛から逃れられるプランです。

基本料金は少しお高めですが、従量電灯Bの燃料費調整単価5.13円を今後超えてくる事を考えると、多くの家庭で切り替えるメリットがある料金プランです。

どこまで値上げが続くのか心配ですし、定期的に電気料金の見直しをするのも手間ですので、燃料費調整単価の呪縛から脱出です。

基本料金は従量電灯のほぼ2倍

基本料金が高いのがこのプランの弱点ですが、燃料費調整単価がここまで上昇していますので、その弱点以上のメリットがあります。家族3-4人だと40A契約が多いと思いますが、基本料金は従量電灯が1,144円に対して、2,244円ですので倍近い料金設定です。この点は理解しておく必要があります。

燃料費調整単価の計算項目が無い・0円です

基本料金が高くても燃料費調整単価が無いのは大きなメリットです。2022年10月の請求書を見てみると、435kwhの利用で燃料費調整単価が3,510円です。再生エネルギー賦課金の計算方法は従量電灯と同じです。基本料金が2倍でも電気を多めに使う家庭であれば、燃料費調整単価が無いため、十分お得なプランです。

動画で解説