ガソリン代高騰・2024年12月からのガソリン代値上対策

ガソリン代の高騰が家計を直撃しています

現状ガソリン代には補助金が出ていますが、ついにその補助金の見直しが開始されます。2024年12月19日以降元売りに補助される補助金が段階的に下がります。結果、小売価格の上昇につながります。

元売りに支給されるので割引された実感が湧きませんが、補助金がないと、レギュラーガソリンが189円という異常事態になっています。ハイオクガソリンとは通常10円の価格差がありますので、ハイオクだと1㍑199円・・高すぎます。

2024年は11月末時点で22回給油し平均単価が、割引クーポン等を利用しハイオクで166円でした。これがハイオク199円だとすると、約1.2倍です。クーポンや地域最安店を利用しているので同一条件ではありませんが、年間で36,000円もの負担増になります。

燃料油価格激変緩和補助金が無ければレギュラーは189円

ガソリンを入れるタイミングでは既に値引き済みのため、実感が薄いですが燃料油価格激変緩和補助金のおかげでガソリンは少し安価になっています

 むやみに最安値を狙わない

世の中には安価なガソリンスタンドが沢山ありますが、自分の家の近くにはありません。安価を求めて遠くのガソリンスタンドに行く事で安価にいれたという満足感は得られますが、そこに行くまでのガソリン代と自分の時間を費やしています。

今の全国平均の最低賃金は1,000円なので、往復で1時間かかったら1,000円相当の価値があります。ガソリン満タンで60㍑とすると価格差が17円以上ないと行く意味がありません。近場でほどほどに安価なガソリンスタンドがベストです。

 ENEOS・モバイルエネキーの活用

大手石油元売り会社で日本で1位・売上高10兆円を超える巨大企業で、2位の出光興産を圧倒的な売り上げで引き離しています。

また、洗車も何気に安価です。日石の頃は高いガソリンスタンドというイメージがありましたが、セルフガソリンスタンドのEnejetの頃から安価となり、色々な場所にあるので使いやすいガソリンスタンドになりました。ウォッシュパスという洗車のサブスクリプションに参加してるガソリンスタンドも多く、洗車のついでにガソリンを給油できます。

モバイルエネキーが「ハイオク満タンを」QRコードで表示

特に冬場は一刻も早く給油を終えたいですが、スマホにモバイルエネキーをインストールして設定する事で、ハイオク満タン・決済を同時にやってくれます。ガソリンスタンドの給油機にQRコードを読み込ませるだけなので簡単です。

あとは物理的にガソリンを給油するだけです。便利な時代になりました。スマホにインストールする事で、車のキーのEneKeyを外すことが出来たので、少しすっきりします。

ポイントも同時に付与

ガソリンを給油する事でポイントも付与されます。ただしポイントの付与率は渋めです。2㍑の給油で1ポイントしか付与されません。ハイオク166円×2人で332円に対して1ポイントなので還元率は、約0.3%です。渋すぎます。おまけ程度に考えておいたほうがよさそうです。

JALマイラーにとっては特約店でマイルが貯まる熱いサービスは、2024年3月31日(日)に終了しました。無念。

アプリ会員用の割引クーポンが熱い

近年ガソリン単価は上昇傾向です。なんでも高いので疲れてしまいますが、値引きクーポンを見つけると自然と体が喜ぶようになってしまいました。アプリ上でフォローしたガソリンスタンドから、ガソリンの割引クーポンや洗車割引クーポンが届くようです。ガソリンは50-90㍑ぐらい入りますので、5円引きでもトータルにすると大きな割引額になります。フォローできるお店は最大5店舗です。実際に最大5店舗をフォローしてどれぐらいクーポンが来るのか試してみます。

モバイルEneKeyの始め方

既存のEneKeyを持っている人であれば、アプリをダウンロードしてEneKeyに記載のある一意のIDを登録する事で利用が可能です。

一方で新規でを使う場合は、店頭に行ってクレジットカードの登録から開始する必要があります。ここが少し面倒な点ですが、1回やればその後の時間を節約出来ますので、給油のついでに行く価値はあります。もちろん入会金・年会費は一切かかりませんので無料で利用する事が出来ます。



ENEOS車検でガソリン代10円割引

マイカーは全長4,680mm・全幅1,900mm・重量1,870kgと巨体です。なのでリッター8.5kmぐらいしか走りません。月100㍑程度ガソリンを使うので1㍑10円の割引でも年間で12,000円もの割引を受ける事が出来ます。

次回車検までの2年で24,000円もの割引を受ける事が出来ます。車検が89,482円でしたので、考え方によっては、65,482円で車検を受けた事になります。内37,650円は税金である事を加味すると、27,832円で、エンジンオイル交換・ブレーキオイル交換・点検をした事になります。すごい。

地域応援キャンペーンPAYPAY活用

ガソリンスタンドでPAYPAYが使えるのは農協系SSとコスモ石油です。最近の地域応援キャンペーンはコンビニや大手チェーンを除外する事が多いので、活用が難しくなっています。

ただ対象になれば効果が大きいです。10,000円分ガソリンを入れて20%還元なら2,000円戻ってきます。2024年12月は東京都で10%還元のキャッシュレスキャンペーンが行われていますが、JA-SSは東京都にはありません。

ガソリン使用量を節約する

燃費をよくするドライブ術は沢山ありますが、誰でも出来る簡単節約術を紹介します。

トランクは空にする

ゴルフバックやキャンプ道具を車に乗せっぱなしの人もいらっしゃると思います。

自分は使う時だけ乗せています。小さな事かもしれませんが、車に余計な荷物を載せると重くなって燃費に悪影響がありそうです。(夏場の車内は高温になりますので道具にもダメージがありそう)

使うたびに積み込むのは確かに面倒なのですが、車は物置ではありませんし、道具は使った後にお手入れをしますので、屋内に戻します。

適正空気圧の維持(月1回点検)

多くの車はセンターピラーに適正空気圧の表記がされています。空気圧が下がるとタイヤと路面の接地面積が増え摩擦が発生しますので燃費が悪くなります。

パンクしなくても空気は自然に抜けていきますので、月1回(ガソリンを入れる時)はガソリンスタンドで確認して、適正空気圧を維持しましょう。入れるは適正です。あまり入れすぎると路面との設置面積が少なくなりますので、グリップが悪くなります。

セルフガソリンスタンドには、タイヤの空気入れがありますので、点検は気軽に出来ます。

エアコン(冷房)の使い方

車はエンジンを回すので熱を生む乗り物です。暖房はエンジンの熱を取り込みますので、いくら使っても大丈夫です。(家庭用エアコンとは違います)

一方で、冷房はコンプレッサーを動かしますので、燃費に影響します。なので冷房は段取りが大事です。

冬場は、水道が冷たいので水道水を暖めるのにたくさんの熱が必要となりガス代が高騰します。灼熱地獄の車内を冷やすのも同じ考え方です。

  1. エンジンをかける前に、ドア・サンルーフを開けて、車内の熱を逃がす
  2. 外気取り込みモードで中の熱い空気を外に出す
  3. 車内が涼んできたら循環モードで快適に冷やす

エアコンの設定は車種毎に異なるので操作方法も要チェックです。エアコンはこの形です。

車の操作マニュアルはこの形です。なぜ車の取説は見ずらいのでしょうか。

自動外気導入コントロールという機能がついておりAUTOにしておけば、センサーが外気に有害
物質が含まれていることを検知し、自動的に外気導入を遮断するという賢い機能もあります。内気循環モードというボタン名なのでONになっていれば、内気循環で。OFFにすると外気循環です。走行中は基本AUTOでよさそうです。

ゆっくりスタート&走行

車がガソリンを使うのは停車時から発射する時です。

ゆっくり走る事で、前方の赤信号のタイミングをみて、スピードを停車しないように合わせたり、極力停車しないような運転が可能になります。ゆっくり走るという事は、周りに注意が行きますので、交通事故の確率も低くなります。

車を発進させる時はクリープ現象で発車します。

SAC(Sport activity coupe)に分類される車に乗っていますが、スピードは出しません。常に左車線走行で、追い抜かれています。サンループを開けて、昼は太陽・夜は夜空を楽しみながらゆっくり運転が楽しいです。