【2023年秋】新電力売上ランキングから選ぶ最適電力会社

新電力売上ランキングランキングから選ぶ最適電力会社

2023年秋。我が家は東京電力アクアエナジー100で燃料費調整単価とは無縁の生活を送っていますが、燃料費調整単価も下落傾向が続いており、そろそろ電力会社の乗換を検討しています。

燃料費調整単価の高騰で多くの新電力が徹底・新規契約停止となっています。実際に売上が安定している会社こそが、選ばられている会社であり、売上ランキングから最適の電力会社を探します。データ元は経済産業省 資源エネルギー庁から頂きました。(家庭小売販売をしている会社を抜粋)

新電力の中で規模・価格から東京ガスとCDエナジーダイレクトの2択

事業者名 低圧計
2022年12月
(1000kWh)
低圧計
2023年3月
(1000kWh)
低圧計
2023年4月分
(1000kWh)
2023年9月
ランキング
(1000kWh)
40A
500kwh
東電従量電灯
比較
1位
東京ガス株式会社
923,661 1,023,390
874,598 継続1位 価格差94%
東京電力から
切替OK
2位
ENEOS株式会社
358,763 598,956 500,314 2位上昇 価格差94%
東京電力から
切替OKだが
申込画面無
申込出来ない
3位
SBパワー株式会社
573,725 603,698 494,040 3位下降 価格差112%
市場連動額導入
高い・選択不要
4位
大阪瓦斯株式会社
(関西エリア)
468,145 563,352 489,144 4位維持 関西電力
規制料金安価
5位
auエネルギー&
ライフ株式会社
406,086 430,230 359,380 5位下降 価格差108%
市場価格調整額
を注視
高い・選択不要
6位
株式会社CD
エナジーダイレクト
75,048 312,697 246,008 6位維持 価格差93%
京電力から
切替OK

新電力の販売量では2位はエネットですが、家庭用小売りを行っていないので除外しています。なので上位6社の中で選ぶとしたら、東京ガスかCDエナジーダイレクトの2択になっています。東京ガスはエネルギー大手・CDエナジーダイレクトの母体は中部電力と大阪ガスと、大手が選ばれる会社として残りました。



東京ガス株式会社

東京電力に自由化競争を仕掛ける対抗馬。東京電力より5%安価で選択の価値があります。

従量分が東京電力より安価で、他の項目は東京電力と同じ金額を採用しているので分かりやすいです。しかも東京ガス供給エリアなら、「基本料金および電力量料金の合計額(税込)から、当該合計額に0.5%を乗じた額」を追加で割引てくれます。ただ0.5%ですので、500kWh使っても100円程度です。

40A・500kWh利用で試算
2023年10月時点
東京電力
従量電灯B
値上後
【調査対象】
東京ガス
基本プラン
【参考】
アクアエナジー
40A基本料金 ¥1,180.96  ¥1,107.60  ¥2,244
最初の 120kWh まで単価 ¥30.00  ¥29.90   ¥23.86
最初の 120kWh まで料金 ¥3,600  ¥3,588  ¥2,863
120kWh超300kWhまで単価 ¥36.60  ¥35.41   ¥23.86
120kWh超300kWhまで料金 ¥6,588  ¥6,374  ¥4,295
300kWh超単価 ¥40.69  ¥37.48   ¥30.60
300kWh超料金 ¥8,138  ¥7,496  ¥6,120
再生エネルギー賦課金(1.40円) ¥700  ¥700  ¥700
燃料費調整単価(2023年11月) -¥5.97 -¥5.97
燃料費調整料金 -¥2,985 -¥2,985
電源調達等調整単価 ¥-  ¥-
電源調達等調整額 ¥-  ¥-
激変緩和措置(マイナス3.5円) -¥1,750 -¥1,750 -¥1,750
電気代合計 ¥15,472   ¥14,530   ¥14,472 
燃料費調整単価基準値 ¥86,100 ¥86,100  ¥-

株式会社CDエナジーダイレクト(ファミリーでんきで比較)

中部電力と大阪ガスがタッグを組んで関東圏で電気を売っています。東京電力・東京ガスという日本を代表する企業と競合していますが、関東圏の市場規模は大きいです。

電力を多く使うファミリー向けプランでは300kWhまでは固定料金と面白いプランを提供しています。1年で一番電気を使わない6月使用分でも300kWhを超えていますので、我が家も切り替えを検討中です。(燃料費調整単価の推移を注視)

東京電力最安プランのアクアエナジーより安価です。

40A・500kWh利用で試算 東京電力
従量電灯B
値上後
【調査対象】
CDエナジー
ファミリープラン
【参考】
アクアエナジー
40A基本料金 ¥1,180.96  ¥1,107.60  ¥2,244
最初の 120kWh まで単価 ¥30.00 定額  ¥23.86
最初の 120kWh まで料金 ¥3,600 定額  ¥2,863
120kWh超300kWhまで単価 ¥36.60 定額  ¥23.86
120kWh超300kWhまで料金 ¥6,588  ¥10,085   ¥4,295
300kWh超単価 ¥40.69  ¥35.59  ¥30.60
300kWh超料金 ¥8,138  ¥7,118  ¥6,120
再生エネルギー賦課金(1.40円) ¥700  ¥700  ¥700
燃料費調整単価(2023年11月) -¥5.97 -¥5.97
燃料費調整料金 -¥2,985 -¥2,985
電源調達等調整単価 ¥-  ¥-
電源調達等調整額 ¥-  ¥-
激変緩和措置(マイナス3.5円) -¥1,750 -¥1,750 -¥1,750
電気代合計 ¥15,472   ¥14,276   ¥14,472 
燃料費調整単価基準値 ¥86,100  ¥86,100  ¥-

ENEOS株式会社(2023年11月から値上げ・新規申し込み方法不明の為、選択外)

連結売上10兆円を超える巨大企業です。世界の上場石油会社でもベスト10に入ります。エネルギー大手として安定感はありますが、選択外です。

安価な電気代を案内しているので魅力的ですが、ホームページ上では申し込みが出来ないという対応です。申し込みが出来ないならホームページに記載すべきです。(調べる時間がもったいない)その料金も2023年11月から値上げです。

値上げしても東京電力より安価ですので、既存の契約者の人はそのままでよいかと考えます。

40A・500kWh利用で試算 東京電力
従量電灯B
値上後
【調査対象】
エネオス
東京Vプラン
【参考】
アクアエナジー
40A基本料金 ¥1,180.96  ¥1,180.96  ¥2,244
最初の 120kWh まで単価 ¥30.00  ¥30.00  ¥23.86
最初の 120kWh まで料金 ¥3,600  ¥3,600  ¥2,863
120kWh超300kWhまで単価 ¥36.60  ¥35.05   ¥23.86
120kWh超300kWhまで料金 ¥6,588  ¥6,309  ¥4,295
300kWh超単価 ¥40.69  ¥37.10   ¥30.60
300kWh超料金 ¥8,138  ¥7,420  ¥6,120
再生エネルギー賦課金(1.40円) ¥700  ¥700  ¥700
燃料費調整単価(2023年11月) -¥5.97 -¥5.97
燃料費調整料金 -¥2,985 -¥2,985
電源調達等調整単価 ¥-  ¥-
電源調達等調整額 ¥-  ¥-
激変緩和措置(マイナス3.5円) -¥1,750 -¥1,750 -¥1,750
電気代合計 ¥15,472   ¥14,475   ¥14,472 
燃料費調整単価基準値 ¥86,100  ¥86,100  ¥-

SBパワーとauエネルギー&ライフはそもそも高いので対象外

電気は固定費なので、安ければ安いほどいいのですが、東京電力より高い時点で乗換のメリットはありません。

ソフトバンクグループにはYモバイルでお世話になっていますが、電気代は電力市場連動単価を連動しており、2023年9月分をざっとみると、3円程度です。500kWHなら1,500円加算されます。回線で割り引かれても足りません。

auエネルギー&ライフも導入されていますが、該当の価格記載があるページ見つからず実態が確認出来ませんでした。

YouTubeで解説