東京電力2023年2月の従量電灯B・燃料費調整単価は-1.87円(電気代激変緩和措置適応中)

2023年2月請求分から電気代が割引されます

2023年2月の燃料費調整単価が出ましたが7円が割り引かれています。規制料金プラン従量電灯Bの燃料費調整単価は東京電力であれば5.13円が上限ですが、-1.87円になっています。嬉しいですね。

ただ自分はアクアエナジー100に2022年12月6日から変更していました。アクアエナジー100には燃料費調整単価を計上する事がありませんので、契約約款通り基本料金と電力量料金が加算されてしまうのでは、という不安がありました。

それは杞憂でした。アクアエナジー100利用者向けにもしっかり割引は提供されますので、安心して契約を続けられます。燃料費調整単価が高騰した事で電気代が上昇し、それに対する緩和策ですが、燃料費調整単価が適応されないアクアエナジー100も対象となっています。

電気・ガス価格激変緩和対策の割引について

2022年は電気・ガスの値段が高騰し辛い状況が続いていますが、ついに政府の支援が決定しました。もう少し早くやってほしいですが、決定してよかった。この割引施策で支払うべきだったお金は省エネカーテン(遮熱カーテン)を買って、電気・ガスを抑える事につなげます。

この支援策は、電気会社・都市ガス会社が勝手に値引いてくれるので申請の手間もなく楽ちんです。期間は2023年1月から9月まです。電気・ガスは翌月に検針をして前月分を請求する仕組みなので、実際は2023年2月から10月検針分が対象になります。暖房・冷房を多く使う期間もカバーされています。

電気が1kwh当たり7円・都市ガスは1㎥当たり30円の値引きなります。どれぐらい値引きされるのか早速試算してみます。最終月はなぜか割引額が半額です。




2022年12月アクアエナジー100の請求額見込み

我が家はアクアエナジー100を契約しています。計算を分かりやすくするために月600kwhの利用を想定します。2022年12月は600kwhを超えそうな勢いです。

600kwh利用で平均単価は1kwh当たり27.2円です。利用分の料金が16,320円です。

これに40Aの基本料金が加算されますので、基本料金と電力量料金で合計18,564円です。(600kwh利用・再生エネルギー賦課金除く)

従量電灯Bだった場合は、40Aの基本料金1,144円と電力量料金19.88円×120=2,385.6円と26.48円×180=4,766.4円と30.57円×300=9,171円と燃料費調整単価5.13円×600=3,078の合計ですので、600kwhの利用で20,545円の請求でした。(再生エネルギー賦課金は除く)

アクアエナジー100にしておいてよかった。

東京電力が2023年2月は燃料費調整額がマイナス1.87円(割引)

国の力はすごいですね。7円違うだけで大きく請求額がかわります。600kwh利用の従量電灯Bだと、先ほどの試算の20,545円から4,200円割引されて、16,345円です。アクアエナジー100は利用量に応じた値引きと記載があるので、先ほどの試算の18,564円から同じく4,200円割引されて、14,364円です。

2023年春以降の値上げはまだ申請がされていませんが、役所は12月29日からお休みにはいりますので、最終日に認可の伴う値上げ申請はないかなと考えます

動画で解説