ガソリン代高騰・1回給油で10,000円越え・2023年9月末補助金も切れます

ガソリン代の高騰が家計を直撃しています

現状ガソリン代には補助金が出ていますが、2023年以降補助の割合がさがり、ガソリン、軽油、灯油、重油 で10.2円しか補助金が出ていません。その為、ガソリン代の実質負担額が上昇しています。

エネキーの割引クーポンを使っても1回の給油で10,000円を超える等、マイカー持ちには非常に厳しい事態になっています。2023年9月には補助金が終了してしまうため、2023年10月以降は更に負担が増す見込みです。

電気とガスの補助金も、2023年9月使用分(10月検針分)で終ってしまいます。10月は穏やかな時期なので電気代は落ち着いていると思いますが、ガソリン代は季節に関係なく発生します。

燃料油価格激変緩和補助金が無ければレギュラーは185円

ガソリンを入れるタイミングでは既に値引き済みのため、実感が薄いですが燃料油価格激変緩和補助金のおかげでガソリンは少し安価になっています。2022年6月には最高値の215.8円を記録していましたが、補助金のおかげで消費者はそこまで負担していません。(大体レギュラーで170円前後)

2023年9月までの時限措置ですので、補助金が無くなることに備えて1円でも安くしたい。ガソリンぢの割引テクについて考えてみました。

 ENEOS・モバイルエネキーの活用

大手石油元売り会社で日本で1位・売上高10兆円を超える巨大企業で、2位の出光興産を圧倒的な売り上げで引き離しています。ENEOSでんきは、告知する事無くしれっと受付停止という塩対応ですが、ガソリンに関しては安心です。

また、洗車も何気に安価です。日石の頃は高いガソリンスタンドというイメージがありましたが、セルフガソリンスタンドのEnejetの頃から安価となり、色々な場所にあるので使いやすいガソリンスタンドになりました。

JALカードの特約店なのでマイルは2倍貯まります。8,233円給油して164マイルと2%還元です。マイルは実質2円相当になりますので、4%相当の還元力です。直接の割引ではありませんが、4%還元は大きい。

モバイルエネキーが「ハイオク満タンを」QRコードで表示

特に冬場は一刻も早く給油を終えたいですが、スマホにモバイルエネキーをインストールして設定する事で、ハイオク満タン・決済を同時にやってくれます。ガソリンスタンドの給油機にQRコードを読み込ませるだけなので簡単です。

あとは物理的にガソリンを給油するだけです。便利な時代になりました。スマホにインストールする事で、車のキーのEneKeyを外すことが出来たので、少しすっきりします。

ポイントも同時に付与

ガソリンを給油する事でポイントも付与されます。ただしポイントの付与率は渋めです。2㍑の給油で1ポイントしか付与されません。ハイオク168円×2人で336円に対して1ポイントなので還元率は、約0.3%です。渋すぎます。おまけ程度に考えておいたほうがよさそうです。

ただしJALマイラーは特約店として100円で2マイル貯まりますので、モバイルエネキーにJALカードをセットしておけば安心です。JALカード以外にもお得にポイントが貯まるカードは沢山あります。交通系のJAL・ANA・VIEWに加えて、LEXUSカードも優遇されています。

アプリ会員用の割引クーポンが熱い

近年ガソリン単価は上昇傾向です。なんでも高いので疲れてしまいますが、値引きクーポンを見つけると自然と体が喜ぶようになってしまいました。アプリ上でフォローしたガソリンスタンドから、ガソリンの割引クーポンや洗車割引クーポンが届くようです。ガソリンは50-90㍑ぐらい入りますので、5円引きでもトータルにすると大きな割引額になります。フォローできるお店は最大5店舗です。実際に最大5店舗をフォローしてどれぐらいクーポンが来るのか試してみます。

モバイルエネキーで洗車代も割引

モバイルエネキーは洗車のタッチ画面にも利用が可能です。QRコードを表示させて、洗車機の操作画面に読み込ませれば、モバイル会員としての単価が適用されます。洗車サービスはガソリンスタンドによって価格は違いますし、割引を提供していないスタンドもありますので注意は必要です。

モバイルエネキーを作ったら、1回洗車機で使ってみる事をお勧めします。冬の洗車は修行です。寒い中でとても水洗いは出来ません。

今回モバイルエネキーで洗車代を決済したらシャンプー洗車定価500円が350円で3割引きになっていました。

モバイルEneKeyの始め方

既存のEneKeyを持っている人であれば、アプリをダウンロードしてEneKeyに記載のある一意のIDを登録する事で利用が可能です。

一方で新規でを使う場合は、店頭に行ってクレジットカードの登録から開始する必要があります。ここが少し面倒な点ですが、1回やればその後の時間を節約出来ますので、給油のついでに行く価値はあります。もちろん入会金・年会費は一切かかりませんので無料で利用する事が出来ます。



地域応援キャンペーンPAYPAY活用

ガソリンスタンドでPAYPAYが使えるのは農協系SSです。最近の地域応援キャンペーンはコンビニや大手チェーンを除外する事が多いので、活用が難しくなっています。

ただ対象になれば効果が大きいです。10,000円分ガソリンを入れて20%還元なら2,000円戻ってきます。2023年8月に東京都墨田区でPAYPAY地域応援キャンペーンが開催されますが、大型店・コンビニ・チェーン店は対象外です。

ガソリン使用量を節約する

燃費をよくするドライブ術は沢山ありますが、誰でも出来る簡単節約術を紹介します。

トランクは空にする

ゴルフバックやキャンプ道具を車に乗せっぱなしの人もいらっしゃると思います。

自分は使う時だけ乗せています。小さな事かもしれませんが、車に余計な荷物を載せると重くなって燃費に悪影響がありそうです。(夏場の車内は高温になりますので道具にもダメージがありそう)

使うたびに積み込むのは確かに面倒なのですが、車は物置ではありませんし、道具は使った後にお手入れをしますので、屋内に戻します。

適正空気圧の維持(月1回点検)

多くの車はセンターピラーに適正空気圧の表記がされています。空気圧が下がるとタイヤと路面の接地面積が増え摩擦が発生しますので燃費が悪くなります。

パンクしなくても空気は自然に抜けていきますので、月1回(ガソリンを入れる時)はガソリンスタンドで確認して、適正空気圧を維持しましょう。入れるは適正です。あまり入れすぎると路面との設置面積が少なくなりますので、グリップが悪くなります。

セルフガソリンスタンドには、タイヤの空気入れがありますので、点検は気軽に出来ます。

エアコン(冷房)の使い方

車はエンジンを回すので熱を生む乗り物です。暖房はエンジンの熱を取り込みますので、いくら使っても大丈夫です。(家庭用エアコンとは違います)

一方で、冷房はコンプレッサーを動かしますので、燃費に影響します。なので冷房は段取りが大事です。

冬場は、水道が冷たいので水道水を暖めるのにたくさんの熱が必要となりガス代が高騰します。灼熱地獄の車内を冷やすのも同じ考え方です。

  1. エンジンをかける前に、ドア・サンルーフを開けて、車内の熱を逃がす
  2. 外気取り込みモードで中の熱い空気を外に出す
  3. 車内が涼んできたら循環モードで快適に冷やす

エアコンの設定は車種毎に異なるので操作方法も要チェックです。エアコンはこの形です。

車の操作マニュアルはこの形です。なぜ車の取説は見ずらいのでしょうか。

自動外気導入コントロールという機能がついておりAUTOにしておけば、センサーが外気に有害
物質が含まれていることを検知し、自動的に外気導入を遮断するという賢い機能もあります。内気循環モードというボタン名なのでONになっていれば、内気循環で。OFFにすると外気循環です。走行中は基本AUTOでよさそうです。

ゆっくりスタート&走行

車がガソリンを使うのは停車時から発射する時です。

ゆっくり走る事で、前方の赤信号のタイミングをみて、スピードを停車しないように合わせたり、極力停車しないような運転が可能になります。ゆっくり走るという事は、周りに注意が行きますので、交通事故の確率も低くなります。

車を発進させる時はクリープ現象で発車します。

SAC(Sport activity coupe)に分類される車に乗っていますが、スピードは出しません。常に左車線走行で、追い抜かれています。サンループを開けて、昼は太陽・夜は夜空を楽しみながらゆっくり運転が楽しいです。

タイヤ交換時は低燃費タイヤをチョイス

タイヤは4-5年に一度しか買わないのでどれがいいか迷いますが、日本自動車タイヤ協会では燃費がいいタイヤのスコアリングを行っています。

5段階表示でAAA(トリプルA)が最上位です。予算の都合もありますので、トリプルAを変えない時もあるかと思いますが、AA(ダブルA)以上を選ぶと間違いがありません

タイヤは使う期間が長いので、購入時に低燃費タイヤを選んでおけば、後々の後悔がなくなります。

価格コムで最安値を調べてタイヤ交換をしましたが、タイヤの転がり性能も条件を絞る項目に入っていますので、見つけるのは簡単です。転がり抵抗AAの大きめタイヤでも1本16,000円で購入出来ました。