【2024年新年】電気代値引施策は2024年4月末まで延長・燃料費調整単価は6円引きで牛歩中

値引施策は2024年4月末まで延長・燃料費調整単価は6円引きで牛歩中

政府の激変緩和措置は2024年4月末まで延長され安堵しています。1kWhあたり3.5円の補助に留まりますが、500kWh使えば1,750円の割引になります。2023-2024冬期は暖冬と言われスキー場の雪も寂しい感じですが、それでも寒い。電気代が高騰しています。2024年1月請求分は655kWh使用していました。

燃料費・平均の貿易統計価格推移

燃料費は下落傾向です。やっともとの状態に戻ってきました。2023年6月に値上げ認可がされ、燃料費の基準値を86,100円に引き上げましたが、その後燃料費は下落していますので、燃料費の割引が続いています。東京電力の燃料費基準価格は86,100円なので、想定より平均の貿易統計価格が安価な為、割引が続いていますが、2023年11月以降マイナス6円前後で留まっています。

ガソリンに対しても燃料油価格激変緩和補助金が2024年4月まで手当されている事を考えると急に宇安くなることはなさそうです。

平均の貿易統計期間 平均の貿易統計価格 燃料費調整単価 対象月
2022年8月~2022年10月(東京電力・関東) ¥100,200 ¥12.99 2023年1月
2022年9月~2022年11月(東京電力・関東) ¥100,400  ¥13.04  2023年2月
2022年10月~2022年12月(東京電力・関東) ¥94,600 ¥11.69 2023年3月
2022年11月~2023年1月(東京電力・関東) ¥88,400 ¥10.25 2023年4月
2022年12月~2023年2月(東京電力・関東) ¥83,900 ¥9.21 2023年5月
2023年1月~2023年3月(東京電力・関東) ¥78,300 ¥7.91 2023年6月
2023年2月~2023年4月(東京電力・関東)
基準燃料価格86,100円へ引上
¥72,400 ▲¥2.95 2023年7月
2023年3月~2023年5月(東電・全エリア) ¥63,100 ▲¥4.21 2023年8月
2023年4月~2023年6月(東電・全エリア) ¥57,600 ▲¥5.22 2023年9月
2023年5月~2023年7月(東電・全エリア) ¥54,800 ▲¥5.73 2023年10月
2023年6月~2023年8月(東電・全エリア) ¥53,500 ▲¥5.97 2023年11月
2023年7月~2023年9月(東電・全エリア) ¥52,400 ▲¥6.17 2023年12月
2023年8月~2023年10月(東電・全エリア) ¥52,500 ▲¥6.15 2024年1月
2023年9月~2023年11月(東電・全エリア) ¥53,000 ▲¥6.06 2024年2月

素人予測(今後もアクアエナジーでいいか)→自分はYES

2024年2月の燃料費調整単価の計算に使われる、平均の貿易統計価格は53,000円で、この3か月は微増(維持)傾向です。これは10年前の水準ですので、やっと安定してきました。エネルギーは安定供給が一番です。

10年前は原油1バレルが111ドルです。当時の為替レートで10,989円です。

2024年2月の燃料費調整単価の計算に使用されている原油は1バレル93.95ドルです。10年前に比べて原油は15%割程度安価になっています。ただ問題は円安で円の価値が下がりドルに対して150円になってしまいました。(円安のメリットももちろんありますが、今は原油の輸入という立場で思案中)

なので原油価格が下がっていても円安の影響で、93.9ドル×150円=14,085円と10年前の28%値上となっています。

コツコツ貯蓄派なので株取引は一切せず、為替推移は普段はみませんが、25か月の移動平均でみても上昇トレンドです。引き続き燃料の調達には、為替が影響しそうと素人考えですが、自分なりの結論を出しました。2023-2024シーズンはアクアエナジー100で乗り切ます。

 

アクアエナジー100の損益分岐点・冬場は燃料費調整単価がマイナス9.9円

2022年12月から2023年3月(真冬期間)の電気利用量は、648+766+595+479kWhなので、月平均が622kWhです。今後アクアエナジーを続けるか600kWh・政府の激変緩和措置は一時的な物ですので、割引無しで試算します。

2023年12月の燃料費調整単価はマイナス6.17円ですので、現状アクアエナジー100は従量電灯Bに対して、我が家の計算で8.7%安価です。冬場は電気を多く使いますので、300kWHh以上の単価が、従量電灯Bが40.69円に対して、アクアエナジーは30.60円ですので、アクアエナジーが安価になります。

燃料費調整単価は下落傾向です。冬場は電気を多く使いますので600kWhの利用であれば、従量電灯とアクアエナジー100の損益分岐点は燃料費調整単価がマイナス9.9円になります。試しに従量電灯で試算したら、アクアエナジー100との料金差はまだ10%あります。このまままアクアエナジーで契約を続けてよさそうです。

2024年1月請求で試算
40A・655kWh利用
東京電力
従量電灯B
東京電力
アクアエナジー100
40A基本料金 ¥1,180.96   ¥2,280 
最初の 120kWh まで単価 ¥30.00   ¥23.86 
最初の 120kWh まで料金 ¥3,600   ¥2,863 
120kWh超300kWhまで単価 ¥36.60   ¥23.86 
120kWh超300kWhまで料金 ¥6,588   ¥4,295 
300kWh超単価 ¥40.69   ¥30.60 
300kWh超料金 ¥14,445  ¥10,863
再生エネルギー賦課金(1.40円) ¥840   ¥840 
燃料費調整単価(2024年1月・▲6.15円) -¥6.17 
燃料費調整料金 -¥3,075 
電源調達等調整単価 ¥-   
電源調達等調整額 ¥-   
激変緩和措置(マイナス3.5円)
電気代合計 ¥23,579  ¥21,141



動画で解説