2004年建築・MYMの土台(偏心管・ソケット)に新しい混合水栓(SANEI )を設置

築19年の混合水栓(MYM)が壊れました

新築戸建購入(2004年)から早19年。浴室の混合水栓のお湯の温度ですが、冷たくなったり熱くなったり温度調整がきかなくなりました

シャワータイムはミストを楽しんだり疲れを取る時間ですので、急に熱くなったりするとリラックスどころではありません。交換であれば自分で出来そうですので、DIYで交換にチャレンジします。

一部(サーモスタット)のみ交換か全部交換か

我が家浴室についていたのは、2008年に水栓事業から撤退したMYM(喜多村合金製作所)の製品でした。INAXとかTOTOの製品が使われていないのが建売住宅の悲しさです。今はKVKという会社が引き継いでいますが、既に事業をしていない会社なので、今後また壊れる事を考えると全部交換したほうがよさそうです。

そもそも温度調節カートリッジ単品でも7,000円もしますので、部品交換よりは新しい商品にしたほうがすっきります。

  • MYM(喜多村合金製作所)は既に事業から徹底
  • MC8230と思われるが、年式からその前に型の可能性大
  • 【KPS86】旧MYM・温度調節カートリッジ単品で7,315円と高額
  • とにかく安価に交換したい

安価なSANEIサーモシャワー混合栓SK181D-13(12,475円)をチョイス

築20年の建売住宅ですので、高価な商品は必要ありません。とにかく安価な製品を探して、SANEIのSK181D-13にたどり着きました。

シャワーヘッドまでついていますが、シャワーヘッドはふるさと納税でリファ ファインバブルに昨年交換していますので、付属のシャワーヘッドは保管しておくことにします。

築19年の混合水栓交換ですが、土台(偏心管・ソケット)は既存のMYMの製品を使う事にしました。ソケットは水道管につながっているので、万が一うまくはずれず水道管を壊してしまった場合自分では修理できません。

アマゾンの商品欄の口コミを読むと皆さま自分で簡単に出来ましたという投稿が多いですが、慎重派の為、既存の土台を使います。チキンです。またMTMのG3/4ネジは特殊な形のネジの為、アダプターが無いと、今の商品を設置する事が出来ません

  1. 既存の土台(偏心管・ソケット)は幅が9cmの為、幅が9cmの商品を選択
  2. 既存の土台のナットがMYM(G3/4)製のため、ナットの内側が飛び出ているタイプ
  3. SANEIのG3/4にあわせる為、アダプターを別途購入(PZ413618・1,680円)

家の設備は長い期間使う為、倒産・事業撤退しない大手の製品を選択すことが大事と今更ながら感じました。12,475円と安価で混合水栓を買ったのに、アダプターで1,680円追加の出費を余儀なくされました。

混合水栓交換前に土台(偏心管・ソケット)を掃除

混合水栓の土台には水垢がついて固まっていますので、耐水サンドペーパーでひたすら擦ります。19年間使っている商品ですので、多少傷がついても気にならないので、力をいれて擦ります。力をいれても細かいサンドペーパーなのであまり傷はつきません。

サンドペーパーで擦ったあとは、コンパウンドをかけて磨きます。荒いコンパウンドからかけていくのがセオリーですが、1種類しか持っていないので、最初から細かいコンパウンドです。

コンパウンドをかけたらピカピカになりました。とても19年間使っている、混合水栓とは思えません。ここまで綺麗に出来たら満足です。

土台の掃除をするのに1時間ぐらいかかりました。体力があれば、このまま混合水栓を交換するのですが、疲れてしまったので、交換は次回とします。(それまではシャワーは使えませんが、関東民なので湯舟のお湯を汲んで体を洗います。)

住宅設備の値段はよくわかりません。市場で13,000円で売っている商品の元値が45,100円。元値とはなんなのでしょうか。

動画で解説