引戸の戸車を自分で交換にしてみる

引戸の戸車が渋くて動きません

建売購入から約17年自宅の様々な不具合が出てきます。我が家は台所と洗面所が木の引戸でつながっています。お風呂場からそのまま台所・リビングにいけるので便利なのですが、この引き戸が渋くて動きにくくなりました。

YOUTUBUで検索をしてみるとお掃除すると改善されるという記事があったので、引戸を外してお掃除をしましたが一向に改善しません。よく見てみると戸車の内輪が壊れて無くなっているような感じです。

この状態だと交換しかありませんので、早速交換の段取りを始めます。案としては以下の2つが考えられます。

  1. 建具業者に連絡をして交換を依頼する。
  2. 自分で同じ部品を探して自分で交換する。

節約家としては2番以外の選択はありませんが、費用対コスト・失敗のリスクもあるので念のため検討します。

建具業者に連絡をして交換を依頼時の費用

部品代が1,000円とみて、職人さんが一人30分の作業をしても出張料等が発生します。大人が1名車で移動して自宅に来ますので準備時間もコストにはいります。安く見ても10,000円の工賃は請求されそうです。

インターネットで調べてみたら5,000円から15,000円と出ていました。自分が最安の料金の業者がいるエリアに住んでいるとは限りませんので、最低10,000円程度はかかりそうです。電子的故障と異なり工作レベルの作業なので自分で交換をする事にしました。

自分で戸車を交換をした時の費用

自分で交換すれば部品代しかかかりません。お休みの日に気分転換を兼ねてドライバーで外してつけるだけです。ただ自分で交換する時の最大の難関は同じ部品をどのように調達するかです。戸車は引戸の下を削ってはめ込んであるので全く同一のものでないと素人には交換できません。

ホームセンターに部品を外して持って行ったとしてもその店に商品があるとは限りません。そんな時はAmazonです。日本での売上高は2兆円を超え、世界最大の品数を揃える企業です。ここなら絶対ありそうです。

Amazonには定員さんがいませんので自分で調べなければなりません。戸車のメーカーはわかりません。わかるのは外した戸車のサイズだけです。Amazonに「戸車 48mm」と2語検索をしてみると候補が何個も出てきます。すごい便利です。商品説明をみると仕様書がついていますので、自分の目の前にある戸車と同じサイズの商品を探します。

検索して特定するのに15分程度しかかかりません。検索のアルゴイズムってすごい。文系の自分には理解不能です。値段は検索のタイミングによって微妙に変化します。自分が購入した時は1,059円でしたが、記事を作成する時は1,090円になっていました。わずか3%ですが、このような仕組みが利益をもたらすのかも。

正直シンデデラフィットする商品なら2倍の2,000円でも買っていると思います。1回交換すれば15年程度持ちますので、費用対効果は高いです。

戸車の交換完了しました

交換作業は簡単です。お掃除含めて30分程度で終わります。十字ドライバーで既存の戸車を外して、中のゴミを書き出します。シンデデラフィットの商品なので、気持ちいぐらいピッタリはまります。

交換後は想像以上に滑りがよくなり、今までの力でやっていたら指を挟みかねません。開ける時も勢いく引き戸が動くので、怖いぐらい勢いでドアが受け側にぶつかります

100円ショップで隙間テープを買ってきて、引き戸の受け側に貼ったらとても静かになりました。ウレタン製のテープなので、しばらくしたらボロボロになりそうですが、その頃には引戸も多少渋くなっていそうなのでこれで様子をみます。

わずか1,000円で今までの悩みが吹き飛びました。ランチ1回分で15年使えると考えるととてもコスパがいい買い物が出来ました。大満足です。