光熱費激変緩和対策などで少し落ち着いてきました
2022年から始まった電気・ガス代の高騰を受けて、期間は2023年1月から9月までの時限措置ですが、値引きが行われています。電気・ガスは翌月に検針をして前月分を請求する仕組みなので、実際は2023年2月から10月検針分が対象になります。暖房・冷房を多く使う期間もカバーされています。電気が1kwh当たり7円・都市ガスは1㎥当たり30円の値引きなります。加えて2023年5月検針分の電気料金(2023年4月利用分)から再生エネルギー発電促進賦課金が、現行の3.45円から2.05円割り引かれ1.40円になり、2022年から始まった光熱費クライシスは少し落ち着きつつあります。もちろん、今後地域電力規制料金の値上や割引施策の終了が予定されていますので、気は抜けません。ただ春はあけぼのといい季節ですので、光熱費高騰による家計簿危機をレビューします。
家計支出調査結果(2023年2月分・2023年4月7日公開)
総務省の統計データを確認すると、2023年2月データではありますが、光熱費の負担は約13%です。家計の支出の1割以上が光熱費で無くなるという事態になっています。今後3月・4月が公開されますが、冬の寒さの厳しい時期です。エンゲル係数25%以下・光熱費は10%以下が理想です。
2人以上世帯の平均値ですので実態は、月35,000円以上負担されている家庭も多いと考えます。2人以上の世帯と言っても、世代も異なりますし、勤労の有無も異なります。数値を正しく読み解くのはとても難しく、自分は数学のセンスがないので解析不能です。話はそれますが、総務省統計局には無料で学べるデータ分析講座があり内容がとても充実しています。これが無料で学べるというのがすごい。文系人間ですので正直理解できませんが、勉強になりますので活用中です。
2023年我が家の家計簿を確認
2023年1月から5月分(5月分は未定)の家計簿です。単身赴任中なので2世帯分です。
基本はキャッシュレス決済を使っているので4月末の時点で5月の引き落とし額がわかります。なので先の日付も支出が分かるようにしています。エポスカードとペイペイカードは月末までの利用が確定しないと翌月分が反映されないのが残念です。(誕生日・卒業・入学とお祝いの外食が増加)
5か月分の水道・電気・ガスの光熱費が213,111円。2022年は年間で467,040円でしたので、電気代が落ち着いてきたとはいえ、まだまだ油断が出来ない状況でした。
光熱費負担割合の平均は約13%です。我が家の数値で計算すると213,111円÷2,736,979円=7.8%ですが、特別な出費が含まれています。
- 公立高校入学準備(319,611円・・全然無償化じゃないのでご注意を)
- 地域応援キャンペーン還元利用分(PAYPAY等で色々なエリアでキャンペーンをやっているので、タバコ25カートン・125,000円をまとめ買い→20%還元で25,000ポイント付与)
なので実態は、213,111円÷(2,736,979円-319,611円-125,000円)=9.3%ぐらいの負担でした。支出の10%を切っていますが、実額が高いです。家族3人ですので、年間の目標は2020年実績の350,000円です。(単身赴任中なので2世帯の合計額)
今後の光熱費の対策事項(電気代)
- 2023年9月まで自宅は東京電力アクアエナジー100の契約を維持(唯一無二のプランです)
- 新電力上位20社の中で最安の会社を調査(アクアエナジー100より安価な電気はあるのか)
- 単身赴任先・Vポイントでんきが5,000ポイント付与され次第変更。初回請求の2か月後にポイント付与されますので、2023年6月頃を予定。単身赴任先なのであまり電気を使いません。
単身赴任先の電気は検討中ですが、月2,500円として1年で30,000円の電気代です。なので3%還元でも5%還元でも、年間で900円か1,500円かの違いなので、大きな差がありません。なのでJAFでんきのように電気利用量に関係なくお得が受けられるプランを捜索中です。
毎年4,000円のJAF会員料金免除という破格のサービスを実施しているのがJAFでんきです。年間30,000円の電気代で4,000円免除なら13%の還元率です。
ANAでんきなら、無料のマイレージ会員で年間2,400マイル獲得可能です。電気の利用量に関係なくマイルが付与されます。年間30,000円の電気代で2,400マイル付与なら8%の還元率です。
2か月で142kWh使って、6,781円の利用です。2か月使っても100ポイントも貯まりません。なので固定で月200マイル付与は魅力的です。JALマイラーですが、JALは利用量に応じてなので電気ならANAを選択します。