飛行機が遅延した時の対処を準備して節約

飛行機が遅延する事はたくさんありますので事前準備を

コロナ禍でも飛行機に年間30回以上乗る生活が続いていますが、悩みの種は遅延です。30分程度の遅延なら問題ないのですが、1時間以上遅延すると、お腹は空くし、目的地の空港で公共交通機関が終わっていて帰宅できなくなる時もあります。

自分はJALマイラーですが、節約の為、LCC等を利用する事も多く、安い航空券を購入したのに、遅延で余計な交通費・食事代がかかる時があります。大手キャリアのJAL・ANAに比べてピーチ(APJ)とジェットスター(JJP)の遅延率は比較になりません。やはり乗るべきは安定のJAL・ANAなのですが、LCCと比べると乗車賃が倍以上違う時もざらですので、毎回悩みます。

台風シーズンは欠航が多くあり欠航のほうがダメージが大きいですが、この記事では飛行機は遅延したが目的地の空港には到着した・しかしながら公共交通機関が終わっていて帰宅できない時の対処法を考えます。

まずは飛行機遅延に巻き込まれない為の対処が大事

深夜到着便は安価な事が多いです。那覇発羽田着便も18-20時に羽田に到着する便は高額ですが。22時以降に到着する便は安価になる傾向があります。ただ節約のために安価な航空券を選んだばかりに、便が遅延し、羽田空港からタクシー帰りでは意味がありません。羽田空港着であれば22時前に到着する便であれば、多少遅れても公共交通機関で帰宅が可能です。

最終便が遅延した時の羽田空港はカオスです。今まで人生で3回経験しました。羽田の第一・第二は最終便到着後閉じられてしまいますので、通常は空港に泊まる事は出来ません。24時間営業の国際ターミナルには徒歩ではいけません。深夜の空港周辺道路は真っ暗で、大きな荷物を持って40分以上歩くことは、危険です。羽田空港に隣接しているホテルはすぐに満員になります。毎回チャレンジしますが、宿泊できたことがありません。最終的にはタクシーでの帰宅以外選択肢がありません。疲れた体で羽田空港に取り残される気持ちは体験しないとわかりません。絶望感です。

ほんの少しの乗車賃の節約のために、高額のタクシー代では本末転倒です。(画像はJALのサイトより)

【出発地】クレジットカードの遅延補償を活用して不測の事態に備える

世の中には便利なサービスが存在します。JALやANAの上級会員向けサービスに遅延補償をつけてもらえるといいのですが、そのようなサービスは提供されていません。それを補うものとしてクレジットカード付帯の遅延補償サービスがあります。ゴールドカードに付帯するラウンジサービスは多くの人に利用されていますが、遅延補償はあまり知られていないので、知っておくと有事の時に便利です。

ただ難点があります。航空会社の遅延率は高く、この費用を補償する商品が大衆向けの商品として成立するのかという課題があります。自動車事故は保有台数に対しての発生率は1%以下ですが、年間数万円の保険料を必要とします。補償の上限額はありますが、遅延率は10%を超える年もあり、安価な保険料で遅延補償サービスの提供は困難です。それ故、上級(年会費が高い)のクレジットカードでも、限られたカードにしかこのサービスはついてません

遅延した時に出費を余儀なくされるのは主に3つです。

  1. 遅延待機時間の食事代
  2. 遅延した事により公共交通機関が終わってしまった時の帰宅費用
  3. 宿泊代

色々経費が掛かります。クレジットカード付帯の遅延補償で対応してもらえるのは、食事代と宿泊代です。帰宅費用は補償して貰えません。また支払い条件も厳しく4時間以上の遅延が条件です。これはどのクレジットカードにも共通しています。クレジットカード発行会社が異なっても引き受けする保険会社が同じ会社なら、同じ条件になります。クレジットカード会社毎に約款を作る事は事務手続きが複雑になるので、通常は行いません。

注意点としては宿泊費は乗継に限るという点です。国内旅行で乗継便を使う頻度は高くありませんので、国内旅行においてはクレジットカード付帯の遅延補償は現実は食事代が対象となります。
【Dカードゴールドの補償内容】

出発地の空港で4時間以上遅延し、一人2万円を上限に食事代。4時間遅延して目的地で家までの帰宅手段があるか気になりますが、とりあえず美味しい食事で心は癒されます。ただクレジットカード会員本人のみという点は注意です。

遅延補償のあるクレジットカード

  1. JCBゴールド (JCB ORIGINAL SERIES)→年会費11,000円
  2. 三菱UFJゴールド→年会費11,000円
  3. Dカードゴールド→年会費11,000円
  4. セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス(R)・カード→年会費11,000円
  5. ANAワイドゴールドカード→年会費15,400円
  6. JAL CLUB-Aゴールドカード→年会費17,600円

年会費を11,000円払うゴールドカードでも3種類しかありません。サービスレベルを考えるとDカードゴールドぐらいしか選択肢がありません。自分は通信費10%還元だけを考え解約してしまいましたが、契約を続けるべきでした。大失敗。クレジットカード年会費に1万以上支払うのは受け入れがたいので、選択肢があまりない状態です。

【到着地】地方空港は空港バスの待機があるが、羽田空港は一切無し

羽田・成田・関西空港は多くの航空会社が乗り入れているので、一つの航空会社が遅延しても、他の航空会社の乗客を乗せて時刻通りに行ってしまいます。羽田は広いので降機して15分はかかります。

一方で地方空港は温情があります。遅延すると他の同時刻の便がなくお客様がいないという事情もあるとは思うのですが、待っていてくれます。しかも最終便の遅延の時は、リムジンバスも待っていてくれます。他に乗せるお客様がいないというのは横に置いておき、温情あるのは地方空港です。

羽田・成田は一切ありません。定時通り空港バスは出発し、京急は24時に終わります。なので羽田着(成田・セントレア・関空等の大型空港も同様)は最終便が遅延すると帰宅困難が発生します。

羽田到着の時刻表を見てみると予定到着時刻が23時直前・以降の便は2022年7月時点で、11便もあります。60分遅延したら、公共交通機関は終わってしまいます。札幌・福岡・沖縄と遠距離移動後に帰る手段がないのは相当疲れますので、注意が必要です。

スキーを17時までやってから着替えて、新千歳でゆっくりお食事をしてたら、あっという間に20時を回ってしまうので、新千歳発の最終に乗りたくなる気持ちはとてもよくわかります。



飛行機遅延時の対応・JAL

悪天候・天災による遅延・欠航については実費補償はありません。羽田混雑による機材の到着遅れと言われても、それが天災なのか、やむを得ない事象なのか、一般客はわかりませんが、そういう国内旅客運送約款です。JALが定める範囲で宿泊費・交通費の実費を精算しますとホームページにも記載がありますが、JALに起因する理由によって、当日の遅延、欠航が発生した場合のみと記載がされています。

ただしなかなか線引きが難しい・顧客サービスという点で、悪天候による遅延とアナウンスが流れていても、到着が深夜になった時などは宿泊費・帰宅費用の対応が行われています。JALのサービスレベルはとても高く、しばしホームページの記載を超えた内容・個別事情に対応したサービスが提供されます。

  1. 予約便が欠航になり、隣接空港に変更したら、往復の国内線旅客施設使用料をサービス
  2. 診断書ではなく、手術の説明・同意書・術前検査の領収書で予約便のキャンセル・全額返金
  3. お誕生日に前後に乗ると大人にもJALおもちゃのプレゼント(那覇便で使っているもの?)

JALには生涯130回以上搭乗しておりますが、幸いにも羽田到着が24時以降となり、帰宅困難に陥った事はありません。(そもそも定時運行率が高い)仮に発生したとしても15,000円程度を上限に臨機応変に対応頂けるものと考えます。

返金は領収書原本と引き換えなので領収書は必ず保管しておきましょう。

飛行機遅延時の対応・ソラシドエア

ANA傘下の中堅航空会社の空から笑顔の種をまくソラシドエアは、満足度が高い会社です。航空業界はJAL・ANAの寡占市場ですが、独特の存在感の会社もあり、その一つがソラシドエアです。ソラ(空)シド(シード・種)というネーミングもセンスを感じます。機内アナウンスで空から笑顔のフレーズをきくほっこりします。

難点をあげるとすれば、WIFIサービスを提供していない・マイルの使い道が航空券しかないことぐらいです。

  1. 安価な代金ですが座席がJAL・ANAと同じぐらい広い
  2. あごだしスープが美味しい
  3. ソラシドカードでカード割の料金で搭乗券が購入可能
  4. 機内販売のお土産がお手頃

JALマイラーなのでたまにしか乗りませんが、乗る時は毎回スープを楽しんでします。ホームページには遅延時の補償の記載はありませんが、遅延で目的地まで当日中に到着が不可能になった際、帰宅費用を補償して貰えました。

1回目は公共交通機関を出来るだけ使い、それでも目的地に着かなかった時、タクシー代を返金頂けました。金額は6,000円ぐらいでした。これはどの航空会社でも対応されると思うのですが、空港から直接自宅までタクシーで帰宅した際のタクシー代も返金頂けました。25,000円近い金額なので、ANAが定めている上限15,000円を凌駕するレベルです。すごいサービスです。この時は、搭乗客全員に一律1万円入りの封筒を降機時に配布していました。お見舞金みたいな感じです。追加の出費が無い人も多いようで、バスの中ではラッキーという声も聞こえていました。自分にとってはアンラッキーです。

JAL・ANAは旅客数がソラシドエアとは比較になりませんので、上限無く返金していたのではきりがないという事も、上限額が定められている要因のひとつかと考えます。一方でソラシドエアは旅客数は少なく、個別に臨機応変な責任者判断による対応が可能なのかなと想像します。

返金は領収書原本と引き換えなので領収書は必ず保管しておきましょう。

余談ですが、機内販売はハンドクリームがお勧めです。お値段は手頃で香りもよくとてもいい商品です。ただ品切れになる事も多く、早めの注文がベストです。(ソラシドカードだと機内販売は10%割引)デザインは素敵で小分けされていますので、旅行の時に持っていくのに便利です。