2022年のガス代の平均単価は前年比124%で年間10万超え→給湯の削減でガス代を節約

2022年はガス代も上昇傾向です

2023年1月利用分からガス代は1㎥当たり30円割引になります。電気料金に比べて料金が低いのであまりニュースになりませんが、ガス代の高騰もインパクト大です。ガス代はここ数年月1万円を超える事はありませんでしたが、2022年は1万円付近が年間で4回もありました。

しかも2022年12月の請求は13,559円と過去見たことが無い請求です。2022年11月の利用分ですので、冷え込みが厳しくなる2022年12月以降更にガス代が高騰する事が見込まれます。厳しすぎます。

2022年のガス料金のグラフをみてみると12月のジャンプアップが目立ちます。2022年のガス代は104,128円で前年比で124%です。ピンチです。

2022年のガス代前年比較

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 年間合計
請求月額 最新年 ¥9,916  ¥8,542  ¥10,814  ¥9,565  ¥9,937  ¥8,416  ¥5,416  ¥5,629  ¥6,327  ¥6,662  ¥9,345  ¥13,559  ¥104,128 131%
前年 ¥8,572  ¥8,034  ¥8,188  ¥6,913  ¥6,875  ¥5,555  ¥5,672  ¥4,266  ¥5,020  ¥5,572  ¥6,375  ¥8,495  ¥79,537
使用量
(m3)
最新年 77 60 77 65 62 51 29 30 34 35 50 76 646 105%
前年 80 73 73 56 50 38 39 27 33 37 43 65 614
単価
(m3)
最新年 ¥129  ¥142  ¥140  ¥147  ¥160  ¥165  ¥187  ¥188  ¥186  ¥190  ¥187  ¥178  ¥161
前年 ¥107  ¥110  ¥112  ¥123  ¥138  ¥146  ¥145  ¥158  ¥152  ¥151  ¥148  ¥131  ¥130
単価前年比 120% 129% 125% 119% 117% 113% 128% 119% 122% 126% 126% 137% 124%

既に支払ったガス代ですが、2022年は高かった。客観的に比較する為1㎥当たりの単価でみてみると年間で124%の上昇率です。更に2022年12月は137%と暴騰しています。1㎥当たり30円の割引を頂いても焼け石に水の状態です。そもそものガスの利用量を減らさないと価格の高騰に対抗できません。

我が家の給湯暖房用熱源機の仕様→問題なし

2019年1月に13年使っていたのが壊れたので交換しています。希望小売価格は470,360円(RINNAI RVD-D2405AW2-3)もしますが、そんな費用は払っていません。(家の設備の希望小売価格と実売価格の差はなぞです。)まだ4年前の製品ですので省エネ性能は問題なしです。壊れた時はがっくり来ましたが、ガス代が高騰していますので、買い替えといてよかった。

給湯熱効率は95%のエコジョーズ機器です。今回調べてみたらウルトラファインバブル機能も搭載されていました。今どきの給湯器って凄すぎます。

エコジョーズは高い給湯熱効率を武器にガス代を15%程度節約可能と宣伝されていますので、節ガスの効果があります。

給湯器は高額の買い物ですが、古いタイプの給湯器を使っている場合は、交換の検討もお勧めです。我が家の場合年間のガス代が104,128円でした。家庭のガスの75%は給湯に使われていますので、104,128円×0.75=78,096円が給湯費用です。

15%節ガスという事で85%で割り戻すと91,877円になるので、91,877円-78,096円で年13,781円の効果があった試算になります。ここまでガス代が上がっていると実感はありません。メーカーのサイトでは年間18,100円の節約効果と記載されています。

家庭のガス利用の節約対策は給湯に注力

家庭のガス利用の75%程度は給湯で使われています。オール電化やガス暖房やガス温水式床暖房等色々ありますので、一概には言えませんが、給湯が大きなシェアを占めるのは事実です。なので給湯に特化して節約をしていくのがベストです。

給湯器の温度は37度・お風呂は42度に設定

ゴム手袋をして水でお皿を洗うという方法もありますが、お湯の方がお汚れが落ちやすいので、ぬるま湯で洗っています。設定温度は37度ですが、十分綺麗になります。高温で洗うメリット(衛生的・より汚れが落ちやすい)は理解していますが、37度でも困りません。

自宅の給湯暖房用熱源機のリモコンは優先ボタンがあるので、お風呂場は42度で設定します。

お風呂は半身浴

我が家のお風呂は1616の一坪サイズです。建売住宅なので標準的なサイズで、お風呂の形も標準的なストレート型です。何の特徴もありませんが、戸建てなので浴室に窓が付いており、冬場は少々寒いです。

お風呂は一杯に溜めると260㍑程度入りますが、毎回設定は180㍑で70%の湯量しかいれていません。お湯を沸かすにはエネルギーが必要ですので、少ないお湯の方が節ガスになるという理屈です。

お風呂満タン(260㍑)
●ガス単価1㎥あたり185円(2022年10⽉2022年12月平均)
●冬場の平均水温9度を42度まで(33度上げる)
●260㍑×33度=8,580kcal
●給湯器の効率はエコジョーズで95%
●都市ガスの熱量は1㎥あたり11,000kcal
8,580kcal÷11,000÷0.95=0.82㎥のガスが必要
0.82㎥×185円=1回152円のガス代
お風呂半身浴(180㍑)
●ガス単価1㎥あたり185円(2022年10⽉2022年12月平均)
●冬場の平均水温9度を42度まで(33度上げる)
●180㍑×33度=5,940kcal
●給湯器の効率はエコジョーズで95%
●都市ガスの熱量は1㎥あたり11,000kcal
5,940kcal÷11,000÷0.95=0.57㎥のガスが必要
0.57㎥×185円=1回106円のガス代

学生時代の理科みたいですが、必要な熱量で計算してみると分かりやすい。満タンのお風呂と半身浴では1回のお風呂で46円の差が出ます。月30日で1,380円・年間で16,790円です。満タンのお風呂は体も暖まり気持ちがいいので、この費用で納得が出来なら満タンでもよいかと考えます。

冬場の水道水は冷たいのでお風呂に入れる温度にするまで大量の熱量を使います。夏場は水温が高いので、多くの熱量を使わずガス代も安価になります。



シャワーヘッド(マイクロバブル)節水タイプへの交換

湯舟と同じように水を使うのがシャワーです。建売住宅購入後18年が経過し、一度もシャワーヘッドは交換していませんので、水垢含め汚れが付着しています。

なのでこれを機会に節水タイプのシャワーに交換する事にします。節水シャワーヘッドに交換する事で、お湯を作る量が減りますので、ガスの節約につながります。

節水タイプのシャワーヘッドは3,000円ぐらいから売っています。ただシャワーヘッドは1回買い替えると10年以上使いますので、慎重な検討が必要です。

ふるさと納税でReFaのシャワーヘッドも返礼品で頂くことが出来ます。クリスマスプレゼントにで渡したのですが好評でした。(その際の記事はこちら)楽しみながら節約も大事なのでReFaのシャワーヘッドを検討します。

動画で解説