隙間風を無くして部屋の暖気を守りましょう
電気代高騰の国イギリスのユーチューブペニーセイバーで自宅で出来る電気の節約方法20を学びました。チャンネルのネーミングがいいですよね。1ペニーを節約という感じで、塵も積もれば山となるという事を意味しています。(英語の解釈が違っていたらすみません)日本でも活用できるテクニックですので早速取り組んでみます。
いいなと思ったらやってみる。失敗したらやめる。とりあえずやってみる性格です。
隙間風を無くす(eliminate air leak to reduce draughts)
隙間風を無くすために空気漏れを無くそう。空気の換気という大事な意味もあるかと思いますが、家屋特に木造家屋は隙間風が沢山あります。
特に木製のドアは湿度でドアが反ってしまうので、多少の遊びが必要です。ただこれが隙間風の原因です。この隙間から冷たい空気が入ってきて、せっかく暖めた空気を冷やしてしまいます。heart loss is an issue.結果として暖気を逃し、電気代が高騰します。
更にペニーセイバーでは屋外から家のサーモグラフィ画像を取る事を推奨しています。言うは易しです。確かにこれで暖気の漏れがわかるかもしれませんが、サーモグラフィなんて持っていません。iPhoneサーモセンサー機能があればいいのですが、さすがにそれはついていないです。
換気框(かんきかまち)・換気口つきサッシは要注意→閉めるだけ
コロナ禍では換気が大事です。室内の空気を屋外に排出してくれるエアコン「うるさらX」を製造するダイキン工業の好業績が換気への注目度を表してます。ダイキンのエアコンは高いので我が家は三菱・霧ヶ峰エアコンと換気框(かんきかまち)・換気口つきサッシで空調を維持中です。
我が家はペアガラスに換気框(かんきかまち)・換気口つきサッシの組み合わせです。2004年(平成16年)製造の家ですが、20年近く前の家でも換気・保温を考え家が作られているのが素晴らしいです。
ただ大失敗をしていました。換気框(かんきかまち)・換気口つきサッシは窓を閉めていても空気を入れ替えますので、コロナ禍で換気優先でずーと開けっぱなしにしていました。試しに手を当ててみたらガンガン冷気が入り込んで来ています。これではエアコンで温めた空気もすぐに冷えてしまいます。なんてこったい。(画像はリクシルより引用)
マイホームの換気框(かんきかまち)・換気口つきサッシは1階のリビングに4か所・2階の個室にそれぞれ1か所で合計7か所に設置されていました。みたら全部「開」の状態です。コロナ禍で換気は重要なので、リビングを3ヶ所閉め、個室は開けたままとしました。個室は寝る時ぐらいしか使いませんので、綺麗な空気の中で眠りたい。
参考までですが、ペアガラスはAGC(旭硝子)の登録商標です。一般名詞は複層ガラスですが、ついペアガラスと言ってしまいます。
給気口(換気口)には要注意→養生テープを貼るだけ
2003年の建築基準法改正で、すべての建築物でに24時間換気システムの設置が義務付けされました。
シックハウス症候群の防止にもなりますので、とてもいい仕組みなのですが、冬場はここから冷気がガンガン入ってきます。しかも冷たい空気は下に溜まりやすいので、足元が冷えてしまいます。
換気による暖気のロスは15%と言われていますので窓の対策の方が重要ですが、給気口(換気口)が床から20cmぐらいの低い位置にあるため、風が気になるので給気口(換気口)を閉じたうえで、養生テープで隙間を埋めました。
これで風は入ってきません。ただこれだと換気が出来ませんので、換気框(かんきかまち)・換気口つきサッシの上の方を開ける事で換気対策としました。
室内ドア(開き戸)の上下の隙間→隙間テープを貼るだけ
室内ドアは木製が多いと思います。木材は時間の経過とともにドアが反ってしう時があります。我が家の室内ドアも、隙間が出来てしまいました。
2004年建築年の家なので築18年です。18年も経ちドアが反っていますので、ラッチ側に寄るようにしてから、前後の調整で上部を後ろ・下部を前ににしてもピッタリハマりません。建具もどこのメーカーか分かりませんが、三協アルミのホームページがとても分かりやすいのでいつも参考にしています。便利な時代になりました。
蝶番で調整を何度もやりましたが、梅雨の時期や乾燥する冬の度に隙間が出来ていまいうまく行きません。しかも何回もやっているうちにネジ山が潰れてしまい調整が出来なくなりました。皆さまも実施する時はご注意ください。
なのでこのゆがんだドアと上手に付き合っていくしかありません。蛍光ハイライトピンクの隙間から風が入ってきますので、この隙間を埋めます。
節約家の味方ダイソーに隙間テープが売っています。早速ダイソーに行きましたが大々的に隙間風対策コーナーがありました。皆考える事は同じです。
Amazonで検索すると3Mの隙間テープや1,000円超えの商品が多数ありますが、電気代が高騰しておりそんな余裕はありませんので、迷わず110円の隙間テープを購入します。
早速リビングの室内ドアの下に貼り付けました。思ったより目立たず、隙間風も吹き込んできません。玄関(極寒)→短い廊下(極寒)→室内ドアという動線なので、隙間風に困っていましたが、あっけないほど簡単でした。電気代がここまで高騰していない時は、暖房の温度を上げる荒業でしのいでいましたが、電気代が高騰しこの技は使えなくなりました。
室内ドアの上部のゆがみの裏に隙間テープをはりました。幅があっていないので、隙間テープがはみ出ていて見た目がNGです。
はみでた部分をハサミでカットしていきます。隙間テープはスポンジに両面テープという仕様なので、ハサミで簡単にカットできます。ハサミでカットが終われば、完成です。これで隙間風が入ってきません。見た目も問題なし。
ただ100円ショップの隙間テープなので耐久性は低そうです。100円なので今冬だけ維持出来ればいいかなと考えます。
ついでに室内ドアの掃除もしてスッキリした気持ちになりました。
室内ドア(開き戸)の左右の隙間→隙間テープを貼るだけ
引戸の隙間風を防ぐためにモヘアがありますが、今の室内引戸はドライバー1本で毛の高さを調整できます。素晴らしい。ただ我が家の引戸にはモヘア調整機能はついていませんでした。
昨年引戸の戸車を交換した際に、調整をして、一番ピッタリハマる位置にしたので、これ以上の調整は難しそうです。なので室内ドア(引戸)にも隙間テープをはります。脱衣場(極寒)→室内ドア(引戸)→台所という動線なので、台所が寒いのは隙間風が原因と考えました。
引戸の隅に隙間テープを貼ったのですが、とても具合がいいです。隙間風が全く入ってこなくなりました。
明かり窓の断熱を実施→断熱シートを貼るだけ
隙間風ではないですが、暖気は窓から58%逃げると言われていますので、窓の断熱も一緒にします。明かりを取り込むために壁の上の方に開かない窓が二つあります。試しに触ってみたらとても冷たい。ペアガラスでも、外が寒いとガラスが冷たくなってしまいます。
Amazonで検索すると沢山ありますが、断熱シートは100円ショップのダイソーでも売っていますので、100円ショップの商品でまずは試してみます。雪の柄で見た目は寒そうです。
手が届かない高さなので、脚立を使って貼る必要があります。上の明かり窓は数年掃除をしていませんので、綺麗に掃除してから貼る必要がありますので、年末のお休みに入ったら取り組みます。