マネーフォワードMEの移行先はAUPAYアプリが最適解です

マネーフォワードMEにはお世話になりました

2022年値上げラッシュです。生活必需品が値上げし、電気代も値上げし、便利なアプリもサービスの制限と厳しい状況が続きますが、ただ最適解を考えるのは楽しいので、新しい代替えサービスをさがします。

家計簿管理アプリとしてとても便利なマネーフォワードですが、無料会員の口座数の上限が4個に制限という悲しいお知らせがリリースされました。有料会員であれば口座数は無制限ですが、無料会員は2022年12月7日から上限数が4個になります。連携先が4個だと使い物になりません。銀行口座が・クレジットカード・ポイントと4個で終る人はまずいません。

長年利用していた自分は以前から口座数無制限になっていたようで、4個の制限開始は2023年5月8日と多少の猶予はありますが、いずれ使いにくくなるサービスをそのまま使い続けるタイプではありません。早速他の代替えサービスを探します。資産が多い・分散している人は月500円を支払ってサービスを継続するのもよいかと思います。マネーフォワードはそれほど便利なサービスです。

マネーフォワードはとても便利なサービスで、この機能が無料で使えたいたことに深く感謝します。今回の改定の要因が維持費とAPI連携の負担という事なので、メイン事業として資産管理アプリを運営している企業はどこも内情は同じだと考えます。どの無料サービスに移っても同じことが発生する可能性があります。なのでメイン事業の顧客サービスとして提供しているアプリを探します。

資産管理に対する意識

  1. 社会人になってから転勤を繰り返し、その度何かと出費がありほぼ貯蓄少なし
  2. 家計簿は作業と思っているので時間をかけたくない
  3. 毎月の家計簿管理と将来の為に資産を把握しておきたい

メイン事業として家計簿管理ソフトを運営しているサービス

無料利用サービス マネーフォワード お金のコンパス マネーツリー ZAIM
連携口座数 4個 無制限 50個 無制限
対象口座 銀⾏
カード
証券
投資信託
ポイント
電子マネー
年⾦
保険
携帯 
銀⾏
カード
証券
投資信託
ポイント
電子マネー
年⾦ 
銀⾏
カード
証券
ポイント
電子マネー 
銀⾏
カード
証券
投資信託
ポイント
電子マネー
保険
閲覧期間 過去一年 無制限 無制限 無制限
判断 4口座では使えない 一押し 口座数の上限 更新が遅い

家計簿管理アプリを専業としている会社で検討に入ってくるのは、お金コンパス・マネーツリー・ザイムの3社です。東京証券取引所市場第一部に上場するマネーフォワードぐらいの企業がサービス改悪に踏み切るぐらいなので、無料サービスとして運営していくのは厳しいのだとは考えます。今後サービスレベルが低下する事も予想されますが、現状選ぶならお金のコンパスがベストだと考えます。

マネーフォワード for 住信SBIネット銀行→上限数が10個

マネーフォワードのサービスが住信SBI銀行経由で提供されています。口座開設者であれば利用は無料ですが、上限数が10個です。現在連携数が31個なので、このサービスだと全ての口座を引き継げません。銀行口座・クレジットカード・携帯電話・ポイント・年金口座等含めると10個じゃ間に合いません。

AUPAYアプリ内メニューお金の管理

アプリは便利で何個もいれているとストレージを圧迫しますが、既に使っているAUPAYアプリ内に「お金の管理」というサービスが存在します。

AUPAYを使ってもらうために、便利機能をアプリに搭載しており、メイン事業はAUPAY(更なる本業は通信)であり、本来利用客が支払うべき利用料は、AUPAYが支払ってくれています。ありがたや。しかも株式会社マネーフォワードと協業してサービスが提供されていますので、安心感があります。

AUPAYを使っている人であれば、新たなアプリを入れることなく家計簿管理が出来、マネーフォワードアプリを削除できますので、スマホも軽くなります。嬉しすぎます。

無料利用サービス マネーフォワード お金のコンパス AUPAY・お金の管理
連携口座数 4個 無制限 無制限
対象口座 銀⾏
カード
証券
投資信託
ポイント
電子マネー
年⾦
保険
携帯 

提携数2,500件以上
銀⾏
カード
証券
投資信託
ポイント
電子マネー
年⾦ 

提携数2,600件以上
銀行
カード
証券
投資信託
ポイント
電子マネー
提携数2,400件以上
閲覧期間 過去一年 無制限 無制限
判断 4口座では使えない 一押し 一括更新が出来て便利

マネーフォワード連携口座数がない特典適用会員として5年以上利用してきましたので新しいユーザーインターフェイスに慣れるまで時間はかかりそうですが、AUPAYお金の管理に乗り換えます。

AUは売上高5兆円を超える巨大企業で本業は通信です。顧客を囲い込むため、サービス料を負担してでもこのサービスを継続するのではと考えます。このサービスが無料で使えるのは驚きですし、新たな発見もありました。

  1. スマホから家計簿管理アプリが減った(マネーフォワードアプリを削除)
  2. マネーフォワード無料会員では出来なかった一括更新がとても便利

一方で細かいですが気になる点もあります。

  1. 口座取得名が変更できない(同じ銀行で2口座ある時)
  2. 家計簿管理ソフトにワンタッチでアクセスできない
  3. パソコン版が無い(スマホ世代ではなくPC98からのパソコン世代です)
  4. 年金のデータ取得が対象外

年金データが見れない点は大きなマイナスポイントです。将来への不安として年金の目減りリスクはありますので、資産管理として毎月の収支はAUPAYアプリでやるとしても資産管理を確りする必要があります。

AU経済圏活用中メリット

  1. AUじぶん銀行・普通預金口座金利・年利0.2%(毎月金利が貰えます)
  2. AUじぶん銀行・振込手数料・月10回無料
  3. AUじぶん銀行・ATM利用手数料・月10回無料



資産管理には特化アプリのOneStock(野村証券提供)

家計簿を管理するのは、家の購入・将来の学費・老後に備えるという目的があります。AUPAYアプリは無料で使える便利な神アプリですが、年金が対象外となっているため、資産管理には向きません

資産と言えるようなものはありませんが、50歳になりましたので、将来の備えも考えないといけない状況になっていますので、資産管理のソフトもこのタイミングでインストールします。節約は出費を抑える有効な手段ですが、収入が増えるわけではありません。投資は自己判断ですが、資産を管理し増やしていく取り組みも大事です。

ネット証券全盛ですが、山一證券を乗り越え業界のガリバーとなった野村證券が提供するサービスです。体力のある会社ですので、サービスの継続提供については安心感があります。毎日・毎週チェックの家計簿アプリと違い資産管理アプリを見るのは月1回です。なので家計簿管理アプリとは切り離した方が便利です。

確定拠出年金(拠出された掛金とその運用益との合計額をもとに、将来の給付額が決定する年金制度)がメインですが、株も少しだけ持っているので、One Stockでまとめて管理ます。確定拠出年金の分配は考えると疲れますし、金融工学は自分の頭では理解できない世界なので、何も考えず外国株にしています。外国は日本と違い賃金が上昇しているので、株もあがるのではとシンプルに考えました。

面白い機能として資産年齢というコンテンツがあります。自分の資産がどこまで持つか試算してくれる機能です。自分の資産枯渇年齢は63歳でした。63歳で資産が無くなるという事ですので、60歳定年として3年しか持ちません。どういう計算かわかりませんが、定年して3年で資産が枯渇する事態を回避するために節約に励みます。

One Stockで管理する資産

  1. 確定拠出年金
  2. 不動産(AIで時価の参考金額を提示)