Googleフォト無料サービスが2021年5月末に終了
神様のようなサービスであるGoogleフォト無料サービスが2021年5月末で終了します。いままでは高画質のバックアップなら容量を消費せずに無制限で格納できましたが、2021年6月以降は容量としてカウントされてしまいます。
高画質品質は1,600万画素相当なので、ほとんどのスマホ写真は写真の品質を落とすことなく保存が出来ていましたが、2021年6月以降は容量消費としてカウントされ、無料の上限は15Gとなります。今まで無料というのが信じられないサービスでした。無料のものはいつかは終わりますので、代替案を考えます。
スマホは数年使えば買い替えをせざるを得ない商品です。自動車の様に10年使える商品ではありません。オンラインに写真を保管しておけば、スマホを買い替えた時に移行も楽々です。
Googleフォトの利用状況を確認
スマホのカメラ機能上昇するにつれて画像サイズが大きくなってきています。自分はiPhoneXRを使っていますが、画素数は1,200万画素です。昔は100万画素数でも驚きでしたが、今は1億画素のスマホもある時代になりました。
Android端末の使用期間が長いため過去の写真の殆どはJPEG形式で保存されています。社会人になって20年近くスマホは欠かせず、スマホの写真はすべでGoogleフォトにいれています。昔の写真は画素数が1,200万画素数もないので、仮に1枚1M(メガ)でカウントした場合、1,024M(メガ)が1G(ギガ)なので、単純に1Gで1,024枚分です。スマホになって
Googleのダッシュボードで今までにGoogleフォトに格納した枚数を確認したら約75,000枚ありました。仮に1枚1M(メガ)でカウントした場合、75,000枚は75,000M(メガ)で73G(ギガ)相当です。1枚2Mとして考えた場合は、146G(ギガ)の容量です。
Googleはアカウントを作成した時点で15GBの容量を無料で使えます。高画質品質ででGoogleフォトに格納する場合は、容量としてカウントされませんが、月々100Gの容量のクラウドサービスを無料で受けていることになります。
Googleのクラウドサービスは100Gで月払いだと250円・年払いだと17%割引の2,500円です。年間2,500円が無料で使用できていたと考えると、驚きのサービスです。ホームページを運営しているのでサーバーを借りていますが、300G(ギガ)の容量で年間12,000円+消費税を支払っています。その金額と比較すると安価と感じます。
ちなみに一眼レフカメラの正解は4億万画素と想像を超えた世界が展開されています。理解が追いつきません。
対策1.Googleアカウントを複数作成する
2021年6月以降は、1つのGoogleアカウントで無料で使える容量の上限が15Gになります。2個のアカウントがあれば保存容量は30Gになりますが、写真のバックアップのためにわざわざ2つのアカウントを保持するのは面倒です。
複数のIDを使い分けるのは最初はいいのですが、いずれ管理が面倒になり放置状態になってしまいそうです。
対策2.Yahoo!かんたんバックアップを利用
Yahoo!プレミアム会員であれば、容量無制限で保存が出来ます。基本バックアップ用のアプリなのでGoogleフォトのような便利な検索機能はありません。Yahoo!プレミアム会員なので使っていますが、アプリを起動するだけで勝手にバックアップをしてくれますので、Googleフォト同様便利です。
月額508円でバックアップ以外にも便利なサービスが利用できるので、既にYahoo!プレミアム会員の人・ソフトバンクかYモバイルの携帯を使って人にとっては、6月以降の一押しです。
対策3.アマゾンフォトを利用
ほとんどの人はGoogleフォトを使っていますので、アマゾンフォトを使う人は少なかったと思います。しかしながら今後は上限が設定された中、既にアマゾンprime会員であれば、付帯サービスとして追加料金無しで使えますので、アマゾンフォトも今後の代替え案になってきます。
わたくしも今まではスルーしていましたが、容量無制限でオリジナル品質のまま保存が出来るアマゾンフォトは貴重なサービスです。Yahoo!かんたんバックアップより便利な点としては、自動バックアップ機能です。Yahoo!かんたんバックアップは起動して、バックアップのチェックがはいり、バックアップが開始されますが、アマゾンフォトであれば写真を見ようとしたときに、自動でバックアップしてくれます。この機能が地味に便利です。