2021年が終わりましたので10年家計簿を振り返りました。10年前の2012年は年間支出が650万円に対して、2021年は752万円でした。10年前は単身赴任をしていませんでした。単身赴任のみに関わる出費は年間100万円ぐらいという事を考えると、家族3人でこの10年殆ど支出額は変わっていません。よかったあ。単身赴任を初めた2018年は年間支出が847万円と苦しい時もありましたが、今は落ち着きました。
環境は変わりましたが、10年の支出増加率は10年で116%です。単身赴任により年間100万の支出増がありますので、実質は10年で0.3%しか増加していません。年をとれば出費が増えるというイメージがありますが、そうではありません。国税庁の「民間給与実態統計調査」によると、2020年の平均給与は433万円で、2010年は412万円なので、10年で5%増加しています。10年働いてわずか5%しか増加しないという切ない状態です。
給与がどんどん上がって、欲しいものを購入する。それがHappyの一つの形ですが、我が家では10年で支出の増加率はほぼありませんが、特に不満はなく満足しています。身の丈の生活を意識し、身の丈の物を買う。それがルーティンになっているためと考えています。
家は購入当時の年収の5倍以下と決め、住宅ローンは17年で完済しました。ローン完済中は大型リフォーム(外装の塗り替え・水回り交換)はせず、返済に専念しました。
車・バイクは年収の20%以下の物しか買いません。車をローンで買うという感覚がありませんので貯金してから購入します。BMWのX4が発売された時は、根性のフルローンで買おうかと悩むぐらいその美しさに惹かれましたが、堪えました。
ゴルフクラブは20年使って買い替えました。買い替えのクラブも最新のものではなく少し前のモデルで安価なものを買います。
スキー板は20年使い、買い替えました。買い替えの板も最新のものではなく少し前のモデルで安価なものを買います。PAYPAY祭りの時で還元を狙います。
スノーボードは15年前に購入し、現在も使用中です。スキーの方が好きなので、あまり使っていませんので15年たちますが綺麗です。
キャンプ用品は中華製品が基本です。キャンプ場にいくとColemanやSnowPeakなど素敵な商品を多く見ますが、安価な中華製品で十分楽しめます。
この10年でネットショッピングの割引競争が加速し、物価は上昇していません。上を見ればきりがないので、身の丈の生活を意識しています。