キッチンの混合水栓を自分で交換して節約

キッチンの混合水栓が水漏れしました

新築購入(2004年)から16年が経過し色々壊れてきています。16年も経過すれば壊れますが次々と壊れるので出費が痛い。

1か月前には渡辺製作所のレンジフードのスイッチが壊れました。アマゾンや楽天で検索してもパーツのみの販売はしておらず、メーカーに電話しました。対応はとても早く電話して2営業日後に交換がおわりましたので素晴らしい対応でしたが、部品代4,800円・出張費12,000円と税金で18,480円でした。コネクタから外してつなぐだけなので十分DIYで対応可能ですが、部品がなくては何も出来ないので、出張修理を依頼しました。

スイッチ交換から1ヶ月しない間に今度はキッチンの水漏れです。痛い。水漏れはあせります。取り急ぎキッチンの止水栓で水を止めて漏れた水のふき取り掃除です。

  • キッチンの食器収納スペースが水がもれてきた。
  • 食器を移動し、中を確認したらホースから水が漏れている様子
  • ホースをガムテープでグルグル巻きにしても効果があまりない。

水漏れ対応策の検討をしました

キッチンの止水栓を止めれば水漏れはしません。冷静にひねって水をとめてガムテープで補強しました。全然効果なし。既に16年使っているので、ホース以外にも中のパッキンも傷んでいる予感がします。

今ついているのは、引出シャワー付き混合栓JH1000(TAKAGI)という製品で、蛇口に浄水器がついた商品です。建売住宅でもともとついていたものですが、月800円ぐらいカートリッジ代がかかるので、浄水機能は使っていません。(家ではブリタを利用)これを機会に丸ごと交換するか検討をしました。

メーカー修理

株式会社タカギに電話する前にインターネットで「JH1000・修理」で検索してみます。同じ症状で困っている人は必ずいて、それを皆のために記事にしてくれている人がいます。便利な世の中になりました。

損個所によりますが、出張修理で16,000円ぐらいはかかりそうです。部品の個人宅への配送も対応しているようなので、混合水栓の型を特定できれば、DIYで修理が出来そうです。ただこの方法だと交換した箇所以外が古いままです。混合水栓の台座のカルキも気になりますので、綺麗なのが欲しくなっています。

24時間対応水漏れ対応業者へ依頼

インターネットで調べるとお困り系の解決サービス会社は沢山出てきます。数が多くてどの会社がいいかわかりません。24時間対応で見積もり無料・基本料金安価など気になる文言がつづられていますが、お困り解決系のサービスは、結果高くなる傾向があります。

24時間いつでもすぐに駆け付けられるサービスは安価で提供できません。そこで働く人の人件費やサービス体制を維持するためにはコストがかかります。とても安価で提供が出来るとは思えません。水は止まり緊急性は無くなりましたので、じっくり検討をします。

DIYで修理・交換対応

混合水栓の交換を業者に頼めば、商品にもよりますが25,000円以上かかります。業者によっては50,000円以上のとこもあります。同一商品なのに価格差があることには耐えられません。業者の利益分があるので価格差があるのは理解できますが、同じ商品なら安価に提供をうけたいのが、節約家です。

自分で交換可能かYOUTUBUで調べてみたら多くの人がDIYで交換していますので、自分もやってみる事にしました。部品交換で16,000円支払うのであれば新品に交換したほうが気持ちもすっきりです。まずは交換する混合水栓をインターネットで探します。

  1. 混合水栓
  2. 取り出し型のホース付き
  3. 浄水器機能のないシンプルな物
  4. 価格は2万円以下

4つの条件で調べていたら候補としてTOTOのTKS05305JかLIXILのSF-HB452SYXの2商品に絞られました。2つとも予算内です。

TOTOのはスッキリとしていて素敵なのですが、水の出口が斜めです。口コミを調べてみるとシンクの形状によっては水撥ねの懸念があります。アマゾン・楽天・ヤフーショッピングで調べてみると19,500円から20,000円で予算内ではありますが、LIXILにすることにしました。

LIXILの製品も多少斜めですが、TOTOよりは真下に水が落ちそうです。TOTOの絶対的な品質が好きなのですが、今回はLIXILにします。家のトイレはTOTOとLIXILなのですが、圧倒的にTOTOの方が品質がいいです。(値段ももちろん違います。)

早速アマゾンで検索して購入しようとしたら、SF-HB452SYXとRSF-833Yと2つの商品が出てきます。どういうこと??

アマゾンの口コミを読んでみると前者はメーカーの品番・後者は量販店用の品番で同一商品のようです。大きなトラップです。両者の価格差は3,000円近くあります。同一商品なのに。もちろん買うべきは後者のRSF-833Y(量販店向け)です。

アマゾンで16,500円(2020年9月時点)なので早速購入しましが、決済はD払いを選択します。一時はバーコード決済のキャンペーンで20%割引が当然のようになっていましたが、最近はなくなりました。アマゾンとD払いは相性がいいのか、ちょくちょくキャンペーンをやっています。今月は10%ポイント還元キャンペーン中でしたので、実質14,850円で購入する事が出来ました。

DIYで混合水栓LIXILのSF-HBHB452SYX(RSF-833Y)を交換します

商品が届いたので早速水栓を交換します。家にある工具は以前トイレのウオッシュレットをつける時に購入したカクダイの水栓修理レンチセットと十字ドライバーのみですが、交換出来ました。安い工具でもなんとかなります。

既存の混合栓JH1000(TAKまAGI)の撤去

まずは給湯・給水を止めます。右に回すだけなのですが固い。素手で回しても動きません。手が痛くなります。(画僧を取り忘れたので止めた後の写真を添付)両手に軍手をはめて力を込めて回したら一気に回りました。普通の水道の感覚で回そうとしても回りません。

16年も使っているので冷静に考えてみたら、簡単に回らないのも当然です。

 

次に給湯・給水・シャワー水栓の根元を外します。基本は給湯が左・給水が右です。手で右にジョイントを右に回して緩めます。その後は、上に引っ張るだけ。

16年も使ったからか、最初は硬くて上に引っこ抜けませんでしたが、ぐりぐり動かしていたらスポッと抜けました。時間にして3分もかかりません。給湯・給水の2か所が終わったら、シャワー水栓の根元をはずします。こちらも手で右に回せば簡単に外れました。ここまでは順調です。特に工具も使っていません。

水栓の土台のリングをどうするか

メーカーによって水洗の土台の固定方法は異なりますが、タカギの水栓はナットで固定されていました。手で回そうと試みますが、全然回りません。早速水栓修理レンチの一番大きなサイズを試しましたが、そもそもサイズが合いません。

うーん。困りました。幸いにも幅は10cm程度ありますので、口径の大きいモンキーレンチを買ってくれば、幅を合わせて反時計回りに回して緩められそうです。家の近くのワークマンか100円ショップまで歩いて5分です。ただ外は蒸し暑い。。

一服しながらどうしようと考えていたら、ナットが反時計回りなら、土台を回しても同じことなのではと気づきました。回すだけの単純な仕組みなので、工具を買おうとしていた自分を反省しました。

一服が終わりましたので台所で早速土台を反時計回りに回してみます。

少し回して再度下にもぐってナットをみてみると、既に緩んでいました。簡単すぎる。

モンキーレンチがあれば便利だとは思いますが、買わなくても外せる。立ち止まって考えることは大切です。20回転ぐらいまわしたでしょうか?無事ナットが外れました。

後は上から引っ張られば、外れます。給湯・給水・シャワーパイプがあるので途中引っ掛かりますが、ガチャガチャ揺らしながら引くことでうまくいきました。

ここまでの作業時間は、新聞紙やら雑巾やら作業準備15分・実際の作業時間15分で合計30分ぐらいです。本体は殆どが、金属なので金属ごみの日に廃棄します。

混合水栓LIXILのRSF-833Y(量販店向け)の設置

段ボールから商品を取り出し暫し眺めます。ステンレスメッキだからとても軽い。実質14,850円の商品なので、重厚感はありませんが、見た目はとても素敵です。安価なので10年使って壊れたらまた交換するとします。

施工説明書が添付されていますが、軽く読んでYOUTUBUで商品名を検索します。LIXILの公式動画にて混合水栓の取付手順が動画で説明されています。わかりやすい。紙の説明書も大事ですが動画には敵いません。10分程度繰り返しみて手順を覚えます。

手順を覚えればあとはやるだけです。土台をシンクに固定し、ホースを上から通しながら土台に水栓を接続。その後ホースを給湯・給水に接続しストッパーで固定。30分ぐらいの作業時間で完成しました。

最後は後片付けをします。水栓交換のためにシンク下の引き出し4か所をもとに戻します。ゴミの整理をして完了。朝の9時半開始で11時に作業完了です。水道工事は専門性が高くなかなか手を付けにくい分野でしたが、動画も多く公開されていて素人でも交換出来ました

原材料費と90分の作業時間と2時間程度の事前の下調べで、大幅な節約が出来ました。便利な世の中になりました。