JALカードショッピングマイルプレミアムが大幅値上げ
What a feeling Being’s believing I can have it all Now I’m dancing for my life・・名曲フラッシュダンスが印象的なスチュワーデス物語からJALに惹かれ飛行機はJAL派です。(第一ターミナルなので少しANAより便利)
陸マイラーとして全ての決済をJALカードに集約していますが、陸マイラーのマストアイテムショッピングマイルプレミアムが現行の3,300円から2023年6月以降4,950円に値上げされます。値上げ率は150%です。世の中全てが物価高で、生活が苦しい中で150%値上げの実施。ひどい。
マイルサービスがやっている航空会社はとても少なく、日本ではJAL・ANA・スターフライヤー・天草エアライン・AIRDO・ソラシドエアの6社しかありません。ただ現実問題、羽田に就航しているJAL・ANA・スターフライヤー・AIRDO・ソラシドエアぐらいが旅行にも使えるマイルサービスの選択肢と考えます。
更に6社と言ってもANA・JALの寡占市場なので、活用しやすいマイルサービスを考えた場合選択はANA・JALしかなく消費者は値上げを受け入れざるを得ません。
ショッピングマイルプレミアムの損得を考える
1マイルは利用方法によりますが、航空券に換算すれば最低でも1マイル2円には到達します。無料航空券でいく旅行は格別です。とても得した気持ちになれます。
年会費4,950円を支払う事でマイルが2倍となる。基本の付与率は0.5%ですので、損益分岐点の計算は簡単です。年会費を還元率で割るだけです。
4,950円÷0.5%=990,000円です。(1マイル1円で計算しています。)1マイル2円なら990,000円÷2=495,000円です。
年間で99万円以上使うなら年会費の元が取れるので加入する価値があります。毎月の固定費をクレジットカード払いにすれば達成は出来る金額です。
自分のカードの利用状況ですが、2023年1月220,088円・2月276,449円・3月192,285円で直近3か月で688,822円なので、12か月だと275万円ぐらいがカード決済額です。年会費が4,950円でももとはとれますが、サービスの品質が上がっていないのに1.5倍に値上げされることが受け入れ難い。
JGC CLUB-Aカードをゴールドに変えるか検討する
JALグローバルクラブ会員資格を維持するために、CLUB-Aの年会費とショッピングプレミアムの年会費を支払っています。11,000円+3,300円で14,300円だったのが、今後は11,000円+4,950円で年会費15,950円の負担になります。一般のゴールドカード年会費より高いです。
利用しているカードがJALカードSuicaのため、CLUB-AゴールドカードにするとJRのサービスもつくという理由はありますが、金額は驚きの20,900円です。高すぎる。クレジットカードに20,000円は自分の感覚ではあり得ません。
ゴールドカードとCLUB-A(ショッピングマイルプレミアセット)との差4,950円を受け入れればゴールドカードの特典として、
- JALカードショッピングマイル・プレミアムが自動付帯
- 毎年100万円以上の利用でJRE POINT 5,000ポイント
- 東京駅のビューゴールドラウンジ(グリーン車利用なのでハードル高し)
- 空港ラウンジ利用
等があります。4,950円払っても、年間100万円以上の利用で5,000ポイント戻ってくるので実質CLUB-Aとの差額無くでゴールドカードにランクアップできます。
- ゴールドカード年会費20,900円-JREポイント5,000P=実質15,900円
- CLUB-Aカード年会費11,000円+ショッピングプレミアム4,950円=年会費15,950
ほぼ同額です。知らなかった。JALカードSUICAゴールドなら全国の主要空港ラウンジが使えます。これなら空港ラウンジのトラップを回避できます。例えば福岡空港の制限エリア内のカードラウンジはビールも無料で飲める優れものですが、無料のエポスゴールドでは利用する事が出来ません。JCBは確り明記されていますので安心です。
ただ元々は14,300円で維持をしていましたので、15,900円でも1,600円の値上げです。
JALを乗り続けるべきか
JALは生涯の搭乗履歴が保存されているので、一寸面白いです。国内搭乗300回で記念品がもらえるのでチャレンジを考えていましたが、今回の一方的な値上げ通知に気持ちが少し冷めてしまいました。JGC維持という大きなメリットはありますが、年会費15,950円を支払うのはとても気持ちの抵抗があります。
節約家としてリーズナブルという考え方を重視しています。価値があれば相応の価格は妥当と考えますが、今回はサービスクオリティーは変わらず1.5倍の値上げです。値上げの背景はわかりませんが、消費者にとっては厳しい状況です。
寡占企業の提供するサービスなので代替えがなく価格があがっても受け入れざるを得ません。寡占企業の強みですね。後ろ向きに考えると気持ちが疲れますので、前向きにゴールドカードへの切り替えを検討します。20,900円払っても5,000ポイント戻ってきて15,900円と割り切るしかなさそうです。