Bestなポイント還元制度はマイルです
世の中には色々なポイントがあります。PAPAYポイント・楽天ポイント・Pontaポイント・Dポイントどれもがライフスタイルに合わせてポイントが貯められます。
ただ数多くあるポイントサービスの中でお得度が高いのは航空会社が提供するマイレージサービスです。年末にJALで沖縄に行こうと思ったら、羽田那覇は片道で普通運賃53,000円程度します。多くは先得割引を使用してチケットを予約かパッケージ旅行でセットになった航空券を使用していると思いますが、普通運賃であれば往復で10万円もかかります。高すぎる。
ただし繁忙期のチケットはそれでも高い。特にこの数年月2回ペースで飛行機に乗っていますが、2022年に突入してから航空チケットの価格が上昇しているのを実感します。
そんな高い時期ににも関わらずマイレージプログラムを利用すれば、日程や予約時点の空席状況に応じて変動はしますが、無料で航空券を予約する事が出来ます。
航空券が無料になれば旅行先でいいホテルに泊まれます。美味しい食べ物が食べれます。ポイントは高くて付与が利用金額の1%ですが、マイルは時期によっては3円以上・時には5円近くにになります。
今までは楽天ポイント押しでしたが、この仕組みを今更ながら理解して人生40歳を超えて初めてマイルに興味をもちました。
推しの航空会社を決める
マイルを効率よく貯めるには準備が必要です。国内旅行がメインであれば、利便性から考えてJAL・ANA・AIRDO・ソラシド・スターフライヤーの5社の中から選ぶ事になりますが、自分はJAL派です。
名作スチュワーデス物語で名セリフドジでのろまな亀から、真面目にコツコツやれば成功する事をドラマから学びました。エンディングのWhat a Feelingからフラッシュダンスという映画を見て、英語に興味を持ち、英語の学びが好きになりました。What a feeling Bein’s believin’ I can have it all Now I’m dancing for my life・・勝手に涙が出ます。JALに就職された人の中でもこのドラマの影響は大きいのではと感じます。
余談になりましたが、JALは羽田空港第一ターミナルなので行き帰りが楽です。駅が一駅違うのでJALの方がANAより便利です。15分飛行機が遅れて最終のリムジンバスに乗れなかったとか飛行機は遅れても、リムジンバスは先にいってしまうのでなるべく家に近い航空会社がいいかと思います。
車で空港から帰宅する時も、湾岸線からレインボーブリッジに流入するルートが好きなので、JALのP1駐車場からだとサクッと首都高湾岸線に入る事が出来、10分後には東京レインボーブリッジの夜景を楽しめます。
九州方面しか利用しないのであれば選択はソラシドマイルで決まりです。宮崎が地盤の会社なので路線は九州がおおいですが、JAL・ANAの倍以上にマイルが貯まっていきます。
ポイントサイトで入手した6,000Pをソラシドマイルに交換すれば12,000マイルになります。モッピーでお気に入りにクレジットカードを作成しポイントを集めれば無料で航空券がGET出来ます。すごい時代です。
マイル活動を始めるための準備→クレジットカード
どの航空会社でマイルをためるか決まったら、まずはクレジットカードを作る必要があります。日常のショッピングでマイルを貯めるにはクレジットカードが必要です。航空会社のクレジットカードには色々種類がありますが、まずは一番安いカードで十分です。高いカードは必要ありません。
空港から京急・リムジンバス・モノレール何れかで移動が必要なので迷わずJALカードSUICAです。
【保有カード】JALカードSUICA(年会費2,200円・初年度無料)
【オプション.1】ショッピングマイルプレミアム加入。年会費は3,300円。
【オプション.2】ツアープレミアム加入。年会費は2,200円。
カードはJALの普通カードです。JALグローバルクラブ会員資格の目処がたったらCLUB-Aに切替で問題ありません。ショッピングマイルプレミアムは加入必須です。年会費が3,300円なので年間330,000円以上カードで決済する人は加入したほうが確実に得です。
ツアープレミアムは飛行機にたくさん乗る人にとってはメリットがあります。安い航空券で乗ってもマイルが100%たまります。50%しか積算されないパッケージ旅行でも100%積算してもらえる優れものです。羽田那覇で普通運賃だと片道984マイルたまります。パッケージツアーだと492マイルしか貯まりませんが、この契約をしているとフルの984マイルたまります。1マイル2円で換算して羽田那覇往復で984円×2で1,968円の価値があります。何回か飛行機に乗ることがあるなら必須のオプションです。クレジットカードを作るときに忘れてはいけないのが、ポイントサイト経由でカードを作ることです。クレジットカードの発行にカード会社は多額のコストをかけています。そのコストの一部を消費者に還元してくれるありがたい仕組みです。以前はお買物券とかでしたが今はポイントがもらえ、なんとそのポイントがマイルに交換できるのです。(ひろりんはあとからこの仕組みを知ったので大失敗です。)
初年度年会費無料のJALカードでも3,000ポイント貰えます。マイルに交換すれば1,500マイルになります。買い物で獲得しようとしたら15万円の出費が必要です。
空港で毎回悩むのが休む場所ですよね。お店に入るのもお金がかかるし、かといって通路の椅子はゆっくりできない。結局ラウンジが一番楽です。保安通過後にあるのでぎりぎりまで休めます。ジュースやコーヒーを飲みながら読書や勉強をしています。
ただラウンジを無料で使うためにはゴールドカードが必要です。楽天カードゴールドを使用していましたが、2018年9月から年2回の使用制限へ変改悪。なので今はエポスゴールドカードを利用しています。
少し使えば年会費永年無料でゴールドカード会員資格を維持できるのでとても便利です。
陵マイル活動.1(コンビニはファミマ)
毎日のコンビニはファミリーマートを利用。100円のアイスコーヒーからファミペイでDカードポイントとJALカードで決済ポイントW取りでこつこつ貯めています。(画像はJALのHPから引用)
ファミマはJALの特約店なのでマイルが通常の2倍貯まります。ショッピングマイルに加入していれば100円で2マイル貯まります。月20,000円はコンビニで買い物をしますので400マイル貯まります。
陵マイル活動.2(ドラッグストアはマツキヨかウエルシア )
日常生活に欠かせないドラッグストアはマツキヨ推しです。ウエルシアも便利ですが、マツキヨは駅前の店舗も多く、お出かけの帰り道で買い物が出来る事が多いので便利です。ドラッグストア業界1位のウエルシアもJAL特約店になっていますので、ドラッグストアはJALカードで決まりです。
陵マイル活動.3(ガソリンはENEOS)
車のガソリンも日常生活に欠かせません。マイルが2倍貯まるのはENEOSです。エネキーで給油も楽ですし、車検もやっているのでマイルが爆発的に貯まります
陵マイル活動.4(固定費は全てJALカード)
生活費は基本JALカードで決済しています。食費・外食費・光熱費・通信費・ガソリン代・レジャー費用・保険料・日用品等カードで決済できるお店ではカードを使用しています。
コンビニで100円コーヒーからカードを使いこつこつ貯めた結果です。使う人はもっと貯められると思いますが、ひろりん家は月1,500から2,500マイルぐらいが平均です。JAL特約店を利用したりコツコツためても基本生活費決済なので限度があります。
このペースでは年間に35,000マイルぐらいしか貯まりませんので家族旅行に届きません。我家は3人家族なので45,000マイルを1年で確実に貯めないと夏の家族旅行に使えません。特典航空券は2か月前から予約出来ますので、7月・8月の旅行の為には航空券の予約をとる5月・6月に標準を合わせて貯める必要があります。
陵マイル活動.5(ポイントサイトはモッピー)
ポイントサイトMOPPY(モッピー)によるマイル獲得。マイルに変更可能なポイントサイトは数多くありますが、JALマイルであればモッピーとハピタスだけ登録しておけば大丈夫です。ネットの創世記にフルーツメールをやっていましたが、イマイチ貯まりが悪く自然にフェイドアウトしておりました。久々に見てみるとポイントサイトも進化しています。クレジットカード登録で10,000ポイント付与という高額好条件の案件がゴロゴロ出ています。いつの間にはポイントサイトを経由せずWebサイトのサービスを受けるのは勿体無い世の中になっています。
日常生活でマイルが貯められるサービス
- クレジットカード発行→1,000~23,000ポイント
- 旅行サイトで予約→1.0~7.0%ポイント,500~2,000ポイント
- パソコンをWEBで購入→6.0~10.0%ポイント
- ふるさと納税→2.5~4.0%ポイント
サファイヤへの道のり(国内線のみで達成)→JGCへの入り口
JALグローバルクラブの会員になれば、毎年初回搭乗時に3,000マイル・ラウンジ利用・マイル積算率35%増・受託荷物プラス20kg・プライオリティバッゲージサービス等お得なサービスが受けられます。一番安い会員費用(クレジットカード年会費)でも年間11,000円と高額ですが、CLUB-A・JALカードの初回搭乗ボーナスマイル2,000マイルを加えれば毎年1回飛行機に乗ることで、5,000マイルマイルが付与されます。もとは取れるサービスです。マイル付与だけでも10,000円相当・ラウンジは1回3,000円です。
JALグローバルクラブに加入するにはステイタスのサファイヤを達成する必要があります。2018年1月1日からJALグローバルクラブへのチャレンジを開始しました。通過点ではありますが、2018年6月12日のフライトで30,000 FLY ON ポイント達成。活動を開始して半年・・・結構疲れます。
2018年6月12日30,000 FLY ON ポイント達成⇒翌日確認するもポイント・ステイタス未反映
2018年6月14日(2日後)マイル・FLY ON反映・ステイタス未反映
2018年6月15日(3日後)ステイタス反映
30,000 FLY ON達成から3日後ステイタスがクリスタルになりました。九州東京の国内路線のみでコツコツ乗ってやっと達成しました。国際線に縁の無い生活なのでここまででも結構乗ったなあという印象です。6ヶ月で飛行機17回も乗っても30,000・・・サファイヤも正直とても大変だと思いますが、ダイヤモンドは自分の生活ではイメージできません。
クリスタル達成のご褒美として羽田空港サクララウンジ10枚利用券が付与されました。これは便利です。早速夏の特典航空券を1枚予約しました。(7,500マイル使用)
10枚って多いように思うのですが、意外と使ってしまいます。ラウンジ利用が1回3,000円として10回で30,000円分です。とても高額なのですが、そもそも1回3,000円という料金設定が高い。ビール3杯飲んで柿ピー食べて1時間休んで3,000円・・・自費で3,000円は節約家のひろりんとしては出せません。あくまでサービスとして付帯するなら使用するというスタンスです。
ただ使えるなら毎回行ってしまう哀愁が漂います。サービスには弱いです。。飛行機を見ながらビール・・ただそれだけなのですが楽しい。
けど10回ってなくなりますね。半年で10回を使い切ってしまいました。羽田空港の天丼てんやで天丼を購入してビールを飲むのが好きなスタイルです。ビールを3杯飲めば飛行機の中でも熟睡です。東京九州の国内路線のみでFLYONポイントを貯めること11ヶ月。2018年11月やっとサファイヤを達成しました。長かったあ。
ここでJALグローバルクラブに加入したいとこですが、加入には年会費がかかります。一番安いCLUB-Aで11,000円です。ここにショッピングマイル3,300円で合計14,300円。高すぎます。翌々年の3月まではサファイヤのステイタスが維持されますのでそれまでは普通カードで生活するのが賢い選択です。
とてもカード年会費に14,300円も支払う気にはなれません。節約家としてカードの年会費は必要最低限に押さえます。
JGC(ジャルグローバルクラブ)への入会(カードは返却要)
ドメスティックな旅行しかしませんが、2020年2月JGCに申込をしました。3月末までサファイヤの有効期限はありますが、審査に落ちたらいけませんので念のため1ヶ月早く申し込みました。無事審査は通過しましたがカード年会費11,000円。高い。カードの年会費に1万円なんてあり得ないと思いつつ、そこが寡占企業の強さです。他にANAを選んでも同じような費用がかかり、国内線サクララウンジの利用料金が1回3,000円もかかりますが、他に同様のサービスはなく加入せざるを得ません。4回ラウンジを利用すれば元はとれますので気持ちよく支払います。My JAL CARDのサイトには↓な感じで、JGCへの入会案内が表示されています。
既に普通カードの年会費を2,200円支払っていますので、11,000円との差額のみ請求されます。これはいいですね。助かります。手持ちの普通カードは返信用封筒にて返却です。捨てればいいかと思いますが、返却が必要です。
申込から10日経過でMY JAL CARDの画面が切り替わりました。これで年会費を支払う限りはJGCのメリットを受けることが出来ます。カード年会費11,000円とショッピングマイル・プレミアム年会費3,300円で年間14,300円ですが、実際の負担はそこまでいきません。
★毎年初回搭乗ボーナスとしてCLUB-Aカードなので2,000マイル付与
★JGCの毎年初回搭乗ボーナスとして3,000マイル付与
合計で5,000マイルです。1マイル2円として10,000円相当・ディスカウントマイル適用期間なら羽田大阪の航空券相当です。東京・大阪の移動は新幹線でも飛行機でも10,000円程度かかります。なので実質の負担としては4,300円です。安い。ラウンジも年10回は使いますので、1回430円と考えれば満足のいく値段です。14,300円を支払う事に納得出来ました。よかったあ。
飛行機の快適な過ごし方について
コロナ禍の2020年4月に飛行機に乗った時は、平日の夜便という事もありましたが自分含めて3人しか乗っていませんでした。こんな経験は2度と出来ないと思います。
多分B777(ボーイングトリプルセブン)だったと思うのですが、約1,000kmのフライトで1km燃料代が600円としても燃料費で60万円です。欠航になってもしかたがないと思えますが、公共交通機関として運行を続けるのが素晴らしいと感じました。飛行機の中は動けません。毎月最低2回は飛行機に乗るようになってから飛行機の中での過ごし方を考えるようになりました。
座先は前か後か
前の方が先に降りれますし、ファーストクラスやクラスJも前方にあるので、前がいい席なのだと思います。飛行機のエンジンは翼についているので、エンジンより前なら多少静かです。通常は前から座席は埋まっていきます。
確かに前方座席は早く下りられるのですが、乗り継ぎ便がある訳ではないので、5分の差はあまり気になりません。(時間ギリギリの時は前方優先)
一番後ろはトイレが近いのでトイレにいく往来があるのでゆっくり出来ません。なので席は翼の少し後ろぐらいを事前に予約しています。
出発の1週間前ぐらいに座席の空きを確認し、3列シートの真ん中にしておきます。一寸わがままな予約の仕方ですが、コロナ禍は搭乗率が落ちており、いつ乗っても後方はスカスカです。
コロナが収束したらこのような席の予約・活用の仕方も出来なくなると思います。
飛行機内は食う寝るのみ
遅い時間の羽田行きに乗る事がほとんどです。仕事が終わり空港バスで空港に向かい、JALタッチ&ゴーで、カウンターにはよらず保安検査場に向かいます。喫煙所で一服をしてから飛行機にのります。席方は後方で3列シートに一人です。
- 荷物をしまったら、靴を脱いで携帯スリッパに履き替え
- 夜間飛行なので明かりがつくまでは、静かに夜景を楽しみます。
- 飛行機内の明かりがついたら、ノートPCをセットしWIFIサービスに接続
- 軽食(サンドイッチとスパサラダ)とハイボールとおつまみで夕食
- 3列シートで熟睡(寒い時は持参のマウンテンパーカーを羽織る)
クラスJや前方座席の降りやすさもいいのですが、飛行機の中でゆっくり眠れると降りた後の移動がとても快適です。あまり疲れていない時は3列シートの真ん中に座りNETFILXを楽しみます。前後左右に人がいないのでゆっくり堪能できます。(JALWIFIは動画サービスが見れないので事前にダウンロード要)
2022年行動制限が緩和され、飛行機はどの便も満員近い乗車です。3列シートで横になって睡眠がとれる時代は終わりつつあります。